Help:ウィキデータのナビゲーション/利用者オプション
このページではウィキデータの登録利用者が利用できる利用者オプションや、ウィキデータをフル活用するための設定に関するヒントといった情報を提供します。
登録利用者とは、アカウントを登録済みで、ウィキデータか他のウィキメディアプロジェクトに(統一ログイン経由で)ログインしている利用者です。二段階認証をオンにしている場合は、アカウントでログインする際にトークンの入力を求められることがあります。
このページで紹介している利用者オプションは、ウィキデータに利用者アカウントを作成済みの人だけが利用できますので、その点注意してください。このプロジェクトに貢献するのにアカウント作成は必須ではありませんが、できるだけ推奨します。アカウントの作成は簡単に無料ででき、名前や詳細な情報は必須ではありません。全プロジェクト用の統一ログインを提供するSULを経由して、任意のウィキメディア・プロジェクトで既に使っている利用者名とパスワードでログインすることもできます。
言語設定
Babel user information |
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Users by language |
言語設定をカスタマイズしたい理由は色々あります。例えば、言語の地域版(カナダの英語やブラジルのポルトガル語は英語とポルトガル語の方言と考えられます)である特定の方言でウィキデータを閲覧したいこともあるでしょう。もしあなたが複数の言語を知っていれば、ウィキデータの編集中に、理解できる全ての言語でラベル、説明、別名、といった項目についての情報を追加したいかもしれません。
言語設定は次の3つのやり方のいずれかで設定できます: 利用者オプション内の「Preferences」リンク経由、ユニバーサル言語選択、バベル拡張機能(#babel テンプレート)。
言語フォールバックチェイン
言語フォールバックチェインを指定できるのはユニバーサル言語選択とバベル拡張機能だけです。フォールバックチェインは、あなたの第一言語設定が利用できない時にウィキデータのコンテンツ表示システムを参照します。例えば、あなたは言語X、Y、Zを知っていることを示しているが、そのページがX、Yで利用できない場合、あなたにはそのページのZバージョンが自動的に表示されます。あなたはSpecial:MyLanguageFallbackChain で自分の言語フォールバックの現在の設定を見ることができます。留意点として、レベル0の言語も言語フォールバックチェーンに追加されます。
利用者の言語フォールバックチェインを利用している機能:
- 次のような特別ページ上の項目一覧 Special:Search, Special:AllPages, Special:WhatLinksHere
- 編集の要約(例えば、履歴や差分)における項目リンク
- 項目ページ上の「In more languages」セクション内の言語一覧のセット
既定の言語フォールバックチェインを使用している機能:
- HTML ページタイトルと項目のH1 ヘディング
- 項目ページに表示されるデータ型「項目」の主張
{{Q}}
テンプレートlanguagefallback=1
パラメータ付きのwbgetentities
API呼び出し
個人設定メニュー
ひとつの言語だけでウィキデータを読んだり編集したりする利用者にとって、いちばん簡単で最善のオプションです。
各ページの先頭にある「Preferences」のリンクをクリックして自分の言語設定を更新できます。ログイン中にSpecial:Preferencesに行くと設定メニューがあります。「User profile」というタイトルの最初のタブ上で、「Internationalisation」セクションへスクロールダウンします。ドロップダウン・メニューから好きな言語を選んでページ最下部にある「Save」をクリックして自分の設定を保存します。言語の方言はセクションで利用できますが、サイトページ全体の翻訳は存在しない場合があります。ウィキデータを方言で読み書きしたい場合は、あなたの言語フォールバックチェインを記述するために、他の言語設定オプションのひとつを使うことを推奨します。
ユニバーサル言語選択
このオプションは既定のウィキデータ入力設定やそのネイティブ・キーボードが完全にサポートされていない言語でウィキデータに貢献しようとしているユーザーにとってベストです。
各ページの先頭にある のアイコンをクリックするとユニバーサル言語選択(ULS)にアクセスできます。ULSはウィキデータのインタフェースとあなたの入力方法の両方向けにあなたの言語設定を構成するための機構を提供します(すなわち、自分のキーボードで直接はサポートされていない言語でテキストをタイプできるでしょう)。詳細はULS拡張機能のページを参照してください。
バベル拡張機能
このオプションは複数の言語でウィキデータに投稿しようとしている利用者に最適です。ウィキデータを編集する際、項目(ラベル、説明、別名)に関する情報を複数の言語で見たり、抜けている情報を複数の言語で追加したいと思う場合があるかもしれません。バベル拡張機能は、項目ページの上部にあるタームボックスに表示される言語のリストを利用者が設定できるようにでき、これを可能にします。
自分の利用者ページに#babel テンプレートを追加すると、バベル拡張機能を有効化することができます。#babel テンプレートの文法は次の通りです:
{{#babel:xx-i|xx-i|...}}
ここで、 xx
は MediaWiki の言語コード、i
はその言語の専門性レベルを示します。 i
は0から5の数字 (0は知識なし、5は専門的な知識あり)またはネイティブ・スピーカー用の文字Nが使われます。複数言語は|
で区切ります。例えば、英語にはネイティブとしての知識があり、フランス語は上級程度の知識があり、ドイツ語は専門家そしての知識がある場合は、#babel テンプレートに次のようなコードを追加します:
{{#babel:en-N|fr-3|de-5|mul-1}}
番号指定の詳細はバベル拡張機能のページを参照してください。MediaWikiの言語コードについては、list of projects per language codesを参照してください。
自分の利用者ページに#babel テンプレートを追加すると、記述した言語のラベル、説明、別名が項目の「In more languages」セクションに表示されます。
LabelLister ガジェット
全ての言語のラベルと説明にアクセスするには、LabelListerガジェットを有効にしてください。
ガジェット
ガジェットは他の利用者が書いた特別なスクリプトやプログラムで、何らかのウィキデータでやるべきタスクをより簡単に効率的に行う手助けをしてくれます。例えば、Merge.js として知られるガジェットは、最初に2つの項目の半自動的な統合を行い、重複した項目の削除をリクエストします。
ガジェットは「Gadgets」タブの下のPreferences メニューで有効化できます。ガジェットはたいていJavaScriptでできているので、正しく動作させるにはブラウザでJavaScriptを有効にしておく必要があります。
利用可能なガジェットの一覧は、Special:Gadgetsを参照してください。ガジェットのドキュメントや作者についての詳細はWikidata:Tools/Gadgets にあります。
アクセス・レベルと許可
利用者があるウィキデータのインタフェース機能を使用したり変更したりできるかどうかは、その利用者が持っている権限によって決められています。利用者が持てる特別なアクセスレベルの例としては管理者、ビューロクラット、翻訳管理者、プロパティ作成者、といったものがあります。
利用者アカウントのアクセスレベルの中にはWikidata:Requests for permissionsで申請できるものもあります。利用者は自薦または他薦ができます。他のアクセスレベルは適切な権限を持つ利用者によって手動で割り当てられます。
様々な利用者アクセスレベルと権限についてもっと知りたい場合はWikidata:User access levelsを参照してください。
関連項目
追加情報と手引きは以下を参照:
- 井戸端 - ウィキデータに関する、あらゆる事項についての議論
- Wikidata:Glossary - ここや他のヘルプページで使用されている用語の用語集
- Help:FAQ - よくある質問と、ウィキデータ・コミュニティによる回答
- Help:Contents - ウィキデータに関する解説を集めたヘルプ・ポータル