社会・産業のデジタル変革
公開日:2024年4月15日
最終更新日:2024年9月19日
独立行政法人情報処理推進機構
デジタル基盤センター
我が国の水道事業は、職員数の減少、施設の老朽化、料金収入の減少、災害リスク等の多くの課題に直面しています。このような中、国土交通省及び経済産業省は、水道事業における CPS/IoT の活用のため、水道情報活用システムの普及を推進しています。これまで水道事業者等に実施したアンケートで、水道情報活用システムの理解が難しい、具体的な導入事例が知りたい等の意見があったことから、このたび、水道情報活用システムに係る事例集・ガイドブックを作成しました。
この事例集・ガイドブックは、水道情報活用システムの導入を検討する水道事業者等に向けて、水道情報活用システムの必要性や導入方法等についての理解を促進すると共に、庁内での水道情報活用システム導入の意思決定の際に説明資料の一部として活用いただくことを想定しています。
水道情報活用システムリーフレット
水道情報活用システムの導入効果やメリットをまとめたリーフレットです。
説明会やプレゼンテーションでの補助資料としても活用できます。
水道情報活用システムを導入した水道事業者の事例を紹介します!それぞれの事業体が、どのような背景から水道情報活用システム導入に至ったのか、導入プロセスにおけるポイント、導入後に得られた効果等を紹介していますので、是非ご参照ください。
【給水人口】1万人未満
【導入アプリケーション】施設台帳、料金、財務会計
【給水人口】1-5万人
【導入アプリケーション】施設台帳、運転監視、マッピング
【給水人口】5-30万人
【導入アプリケーション】施設台帳、料金
【給水人口】5-30万人
【導入アプリケーション】財務会計
【給水人口】5-30万人
【導入アプリケーション】運転監視
【給水人口】30万人超
【導入アプリケーション】運転監視、財務会計
【給水人口】30万人超
【導入アプリケーション】施設台帳、運転監視、料金、財務会計、マッピング
【給水人口】30万人超
【導入アプリケーション】運転監視
【給水人口】用水供給
【導入アプリケーション】施設台帳
水道情報活用システムの事例集を作成するにあたって実施したアンケート及びヒアリングシートの集計データは以下よりダウンロードできます。
水道情報活用システムが求められる背景、導入によるメリット、導入プロセスにおけるポイント等を解説します!よくある質問への答えや、調達の際に活用いただける仕様書のサンプル等も掲載しておりますので、検討段階に応じて、必要な箇所を参照してご活用ください。
水道情報活用システムが求められる背景として、職員数の減少や施設の老朽化、料金収入の減少といった水道事業をめぐる危機について解説するとともに、水道情報活用システムがどのようにこれらの課題の解決に役立つのかを説明します。
水道情報活用システムの概要と、導入により得られるメリットについて解説します。
水道情報活用システムの導入プロセスの流れと、各段階におけるポイントを解説します。
ガイドブック中に頻出する用語について解説します。
水道情報活用システムに関するよくある質問と、その回答をまとめています。庁内説明等においても、類似の質問を受けた際には回答方法の参考として活用ください!
水道情報活用システムに関連する既存のドキュメントを一覧化し、URLを掲載しています。必要に応じてご参照ください。
水道情報活用システム標準仕様書の構成表をはじめとして、水道情報活用システムを構成するインターフェイスやネットワーク、セキュリティ等を解説しています。
各アプリケーションの調達仕様書サンプル、機能要件一覧、帳票一覧のダウンロードURLを掲載しています。必要に応じてご参照ください。
水道情報活用システムの各アプリケーションの調達仕様書サンプル、機能要件一覧、帳票一覧は以下よりダウンロードできます。
なお、標準仕様準拠に関する記載の仕方については、水道情報活用システム標準仕様研究会へ必要に応じてお問い合わせください。
IPA デジタル基盤センター デジタルトランスフォーメーション部 地域プラットフォームグループ
2024年9月19日
ガイドブックP.8「近年の主な自然災害」の情報を更新、P.36「水道情報活用システム導入支援事業」の参考URLを修正
2024年6月18日
水道情報活用システムリーフレットを公開
2024年4月26日
調達仕様書のサンプルについてWebページの文言を修正
2024年4月16日
事例集P.13の図表を修正
2024年4月15日
公開