近鉄不動産㈱（倉橋孝壽取締役社長、大阪市天王寺区）は、経営する近鉄賢島カンツリークラブ（18ホール、三重県志摩市）、花吉野カンツリー倶楽部（同、奈良県吉野郡）の両ゴルフ場において、全国で初めてゴルフカートの全台にクーラーを設置すると発表した。このクーラー付きゴルフカートは近鉄賢島が６月１日から、花吉野は６月15日から全台で利用できるという。

発表によると、従来のカートに多かった送風機能のみのものとは異なり、本格的な冷房機能を備えているため、温度設定を５℃から26℃まで、風量も６段階からお好みで調整可能。そのため、炎天下であっても、カート天井中央部に設置された６つの噴き出し口から「冷たい風」を体感できるという。またカート用バッテリーとは別に、クーラー用に開発されたバッテリーを設置しているため、フルパワーで約８時間連続使用でき、プレー中にバッテリー残量を気にすることなく利用できるとしている。
このクーラーは、関東化成工業㈱（神奈川県横須賀市）が製造したもので、同社製クーラーをカート全台に設置するのは全国で初の取り組みと発表している。

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「ゴルフ特信」第７０７４号より一部抜粋