高濃度セルユニットなら、透過率を光路長で調整可能なため、インク原液を希釈せずに、もしくは最小限の希釈率で粒子径分布を評価でき、生産工程におけるMEA乾燥後の状態を、インク原液の状態から推測できます。
【粒度分布】レーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置 LA-960シリーズ
原液(希釈なし)または原液に近い状態で測定できます。
触媒に用いるPtやPd溶液の粒子径は、シングルナノ領域のため測定が困難ですが、nanoPartica SZ-100V2なら、測定感度が高く、短時間で測定できます。またpHによるゼータ電位の変化を捉えることにより、分散性の評価が可能です。
ナノ粒子解析装置
人工光合成は、水と二酸化炭素(CO₂)を原材料に、太陽エネルギーと光触媒を活用して化学品を合成する技術です。脱炭素社会の実現をめざした、より高効率な光触媒の開発・研究が進められています。
蛍光分光測定装置
オペランド・ラマン分光法※を用いることで、実動条件下でのスズ電極上のCO₂電気化学的還元により、ギ酸を形成する触媒作用において、表面酸化物の部分的な存在が重要な役割を果たすことが実証されました。
※ラマン分光法を使った触媒特性評価手法で、実反応条件下で同時に触媒本体や反応生成物のリアルタイム・オンライン分析を行います。
顕微ラマン分光測定装置
より高性能な電極触媒では、元素組成や塗布量を評価するために、蛍光X線が用いられています。MESA-50なら、非破壊で多元素を同時に簡易定量分析できます。
卓上型蛍光X線分析装置
ガスを触媒に流した時に内部で酸化物が生成していく状態を評価することで、触媒の還元性能を確認できます。低波数測定が得意なラマン分光分析なら、金属酸化物の状態変化(PdO→Pd)を高感度で計測することができます。また、オプションを使うことで、In-situ サンプリングも可能です。
マクロラマン分光装置
N2、H2 ガスによるNH3 合成において、触媒反応塔出口のアンモニア濃度と、触媒前後および途中過程でのアンモニア濃度を測定することで、触媒材料の活性反応を評価できます。数十 ppm~数 vol%までの広範囲の濃度をリアルタイムにモニタリングでき、手分析での工数削減に貢献します。
マルチガス分析計
光触媒には抗菌や防汚、ガス分解などの効果があり、様々な分野の製品に応用されています。
APNA-370では触媒前後の一酸化窒素(NO)の反応分や未反応のアンモニア(NH3)量を確認することで、窒素酸化物などの性能を評価できます。
窒素酸化物(NOx)濃度測定装置
EMIA-Pro/Expertシリーズなら、脱硫器内のどの場所でどれくらいの硫黄が除去できているのか、および改質器の触媒表面に析出した炭素量の定量分析ができます。1g以下の少ない試料量で、1分析あたり約1分と迅速に分析が出来るため、効率的な触媒材料の開発や脱硫器の性能向上、改質器での反応プロセスの最適化に活用できます。
炭素・硫黄分析装置(高周波誘導加熱方式)
炭素・硫黄分析装置(高周波誘導加熱方式)
地球環境保全に向け、排ガス浄化に用いられる触媒が注目されています。触媒評価装置SIGU Seriesは、エンジンの種類や型式などに応じて、各種状態の模擬排ガスを発生させることで、さまざまな触媒の能力の総合的な試験と評価を実現します。
触媒評価装置
水素製造および、水素と二酸化炭素をメタンやプラスチック原料へと合成する工程において、反応前後のガス濃度や不純物ガス濃度を計測することで、使用される触媒の性能評価をすることができます。
電極触媒の塗布量を評価するために、蛍光X線分析ユニットを生産ラインに組み込み、連続測定できます。お客様のご要望に合わせてカスタマイズ対応します。
工場やプラントでの大量生産における排ガス・温室効果ガス監視や排水監視、材料リサイクル時の成分分析に貢献する各種装置をラインアップしています。
原料ガスと触媒通過後の変化量を分析することで、触媒効率の評価や劣化周期を把握できます。様々なガス成分の濃度をリアルタイムにモニタリングでき、手分析での工数削減に貢献します。
デジタルマスフローメータ
液体微小デジタルマスフローメータ/コントローラ
高精度精密膜流量計
2成分ガス混合装置
大流量ベーパライザ