10歳の少女が2億年前の恐竜の足跡を発見…英ウェールズの海岸で

ティーガンと母親のクレア・ジョーンズは、海岸で化石を探していたときに、足跡を発見した。

ティーガンさんと母親のクレア・ジョーンズさんは、海岸で化石を探していたときに、足跡を発見した。

Claire Jones

  • 10歳の少女がウェールズの海岸で化石を探していたときに、2億2000年前の恐竜の足跡を発見した。
  • この足跡の発見は、140年以上ぶりとなる。
  • 研究者は、「カメロティア」という首の長い恐竜の一種が残した足跡だと推測している。

泥や砂の上を歩くと足跡ができるが、それが形をとどめるということはほぼない。恐竜の足跡にも同じことが言える。だからこそ、10歳の少女による2億2000年前の足跡の発見はかなりの注目に値する。

ティーガン・ジョーンズ(Tegan Jones)さんは2023年、母親のクレア・ジョーンズ(Claire Jones)さんと一緒に化石を探していたときに、足跡を発見した。

イギリス・ウェールズのこの地域では、以前にも恐竜の足跡が発見されている。そのため母娘は、この足跡も誰かがすでに発見したものだと考えた。

だが自宅に帰り、自分たちが撮った写真と以前発見された足跡の写真をネット上で探して見比べると、違うものであることに気が付いた。

「私たちが2億2000万年前のものを発見するなんて、本当に驚きました」と、クレア・ジョーンズさんはBusiness Insiderに宛てたメールに記している。

すでに発見された足跡だと思ったが…

ウェールズの海岸で見つかった化石。この地域では、足跡以外の恐竜の化石も発見される。

Cindy Howells

ジョーンズ家は、ジュラ紀(約2億年前から1億4500万年前)の化石が豊富に見つかることで知られる南ウェールズのペナルス近くの海岸から約1時間の場所に住んでいる。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み