ポケモンカードGB2 GR団参上!
ポケモンカードGB2 GR団参上! | |
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ジャンル | トレーディングカードゲーム |
プレイ可能人数 | 1人 (対戦:2人) |
開発元 | ハドソン |
発売元 | 任天堂 |
発売/配信日 | |
日本 | 2001年3月28日 |
アメリカ | — |
ヨーロッパ | — |
公式サイト | |
pokemon.co.jp (日本語) |
ポケモンカードGB2 GR団参上!(ポケモンカードGB2 GRだんさんじょう)とは、株式会社ポケモンが発売したポケットモンスターシリーズのゲームソフトのこと。ポケモンカードGBの続編である。
概要
ポケモンカードのゲーム化の第2弾であり、前作に登場したカード全てに加え、拡張パック第4弾「ロケット団」と、一部を除く「拡張シート」シリーズ、そして今作オリジナルのカードも取り扱っている。カードの総数は441種類。主人公に女の子(デフォルトネーム・ミント)が追加され、どちらか選択できる。なお、前作・ポケモンカードGBとは通信できない。
ハードなどのデータ
- 型番:CGB-BP7J-JPN
- 発売日:2001年3月28日
- 対応機種:ゲームボーイカラー
- 新品価格:4,095円
- ROM容量:
- セーブ個数:1つ
ストーリー
伝説のポケモンカードをゲットした主人公。そんなある日、謎の組織GR団(グレートロケット団)にはじまりの島各地のクラブが占領され、島中のカードというカードが奪われた。主人公はわずかに残ったカードを手に、かつてのライバルであるランドの助力を借りつつ、ポケモンカードの勝負でGR団に勝ってクラブを解放していく。
主人公はGR1号、GR2号、GR3号、GR4号に勝利して、すべてのクラブを解放し、GRコインを完成させた。しかし、誘拐されたグランドマスターなど、依然として問題は完全には解決されていない。主人公はエアポートで飛行船に乗り、GR団のしまに飛び立った。
GR団のしまに到着した主人公はGRXに変装したランドからの情報を手に、島各地にあるGR団のトリデ、ようさいを攻略していき、ついにはすべてのクラブマスターとグランドマスターを救い出し、ファイナルカップを優勝して伝説のポケモンカードも改めて入手した。そして、最終決戦の場であるGR団のキャッスルで大かんぶのカンザキとルイ、ボスのビルリッチに勝利して、侵略行為が行き過ぎであると認めさせ、やめさせた。
ポケモンカードGBとの違い
- 前作ポケモンカードGBに登場した男の子(デフォルトネーム・パーク)のほか、女の子(デフォルトネーム・ミント)が追加され、ゲームを始めるときに選べる。選ばなかったほうはゲームに登場しない。
- 対戦相手のグラフィックが対戦の状況によって通常、勝利、敗北の3種類に変わるようになった。
- マスターメダルの代わりにイベントコインが登場し、対戦時に使用するコインを変更できるようになった。前作で使用したコインは「エレキコイン」として登場する。
- グリーンクラブなど多くのクラブで内装が変更されている。
- 前作の舞台であるはじまりの島に加え、GR団のしまが登場した。
- 主人公やデッキの名前に前作で使用できた文字に加え、小文字アルファベット、タイプ記号、@&/*+-=・_:;_<>記号が使用できるようになった。
- カードの総数が441種類に増え、オートデッキマシンに収録されるデッキも大幅に増えた。これに伴い、用語辞典の内容が追加された。
- 初心者向けの機能としてDr.オーヤマによるデッキ診断が利用できるようになった。
- ミニコンが導入され、デッキきろくマシン、メールボックスがいつでも利用できるようになった。前作ではクラブなど各所に設置されたパソコンからアクセスする必要があった。
イベントコイン
前作のマスターメダルは今作には登場せず、代わりにイベントコインが24種類登場した。対戦時に使用するコインを入手したイベントコインに変更できるほか、一部の場所への入場が特定のコインの入手を条件とする。
イベントコインの一覧はポケモンカードGB2のコインリストを参照。
スタッフ
備考
- 前作の売り上げに対して、本作の売り上げは極めて少ない。ゲームボーイカラーの末期に発売されたソフトであることがその要因と思われる(本作の発売の直前にゲームボーイアドバンスが発売されていた)。そのため、現在はプレミアが付いている。また、前作はニンテンドー3DSのバーチャルコンソール、「ゲームボーイ Nintendo Switch Online」で配信されたが本作は配信されておらず、遊ぶことが困難な作品となっている。