情報セキュリティ
最終更新日:2020年3月9日
独立行政法人情報処理推進機構
セキュリティセンター
くらしを便利にしてくれるインターネット。でも気をつけて!サイバー攻撃やネット詐欺などのオオカミたちが、あなたを狙っていますよ。
このページでは、情報セキュリティ対策の中から「キホンの5つ」をピックアップして、ほぼ15秒の子ブタアニメといっしょにご紹介します。
この子ブタたちのユニット名は[スタートン5(ファイブゥ)]といいます。
さて、どんな対策でしょうか。さっそくチェックしてみましょう!
パソコンやスマートフォンのOS、ソフトウェア、アプリは、いつも最新のバージョンにしておきましょう。
古いままにしておくと、セキュリティに弱点(脆弱性:ぜいじゃくせい)がある状態になってしまい、とても危険です。
最新のバージョンにアップデートをすると、脆弱性を悪用する攻撃への守りが強くなります。
アップデートは、パソコンやスマートフォンだけではなく、ネットワークにつながるすべての機器に必要です。ブロードバンドルーターやネットワークカメラ、スマートスピーカーなど、たくさんあるのでお忘れなく!
パソコンには、ウイルス対策ソフトを入れましょう。ウイルスに感染しにくくなります。
スマートフォンのアプリは、原則として公式マーケットから入手しましょう。不正アプリの被害にあいにくくなります。
パソコンがウイルスに感染したり、スマートフォンに不正アプリを入れたりすると、お金や情報を盗まれてしまいます。
ウイルスは、メールであなたに忍び寄ってくることもあります。メールの添付ファイルやリンク(URL)、それはワナかもしれません。慎重に、本物かどうか確かめましょう。
パスワードは、長く、複雑にして、複数のサービスで使いまわさないようにしましょう。
短いパスワードや、誕生日や名前、有名なキャラクター名、辞書にある単語そのままなどの単純なパスワードでは、推測されてしまいます。
同じパスワードを複数のサービスで使いまわすと、1つのサービスからパスワードがもれたとき、ほかのサービスにも不正にログインされることがあります。
もし、パスワードに悩んだときは、下記の参考ページをどうぞ。安全なパスワードづくりのコツをご紹介しています。
端末や情報機器を買ったり、ソフトウェアやアプリを入れたりしたときは、初期設定の状態から変更して、セキュリティを高めましょう。
初期設定では、セキュリティが弱かったり、思ってもみない機能がオンになっていたりします。
初期パスワードを変更し、画面ロックを設定することで、セキュリティを強くできます。
そして、データ共有など、情報を渡したり連携させたりする機能の設定を確かめておくと、「情報を教えるつもりはなかったのに!」という予想外のトラブルを防げます。
家族など、複数の人たちと機器を共有するときは、アカウント(ログインID)をわけましょう。
ネット詐欺やサイバー攻撃などの、最新の手口を知っておきましょう。
くらしの安全をおびやかすインターネット上のワナは、テクニックがますます巧妙に、そして多様に変化しながら、あなたの心のスキをつこうと企んでいます。
流行している手口を前もって知って、備えておけば、被害にあう可能性を低くできます。
いざというときのために、相談できる人や、相談窓口を確かめておくこともおすすめです。
ネット詐欺やサイバー攻撃の手口は、時とともに変化していきます。
しかし、情報セキュリティ対策のキホンは、大きく変わるものではありません。キホン対策でしっかりガードして、安全にインターネットを楽しみましょう。
あなたの大切なものを守るため、「はじめよう、情報セキュリティ対策」!
いつものくらしの情報セキュリティ対策について、下記のページでもう少しくわしくご紹介しています。(1)組織のシステム管理者、(2)組織の利用者、(3)家庭の利用者にわけてまとめています。
今回ご紹介した映像のほかにも、情報セキュリティについての「知りたい!」をサポートする映像コンテンツをご用意しています。
YouTube内の「IPA Channel」を、ぜひご覧ください。
情報セキュリティの学びに、『【ほぼ15秒アニメ】子ブタと学ぼう!情報セキュリティ対策のキホン ~ スタートン5(ファイブゥ)シリーズ ~』をぜひご活用ください。
各映像をご利用される前に、下記の点にご同意いただくようお願いいたします。
独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター
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2020年3月9日
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