[ ソース: cron ]
パッケージ: cron (3.0pl1-134 deb10u1)
プロセススケジューリングデーモン
cron デーモンは、crontab ファイルで指定された通りに、特定のプログラムを特定 の時間に (例えば、毎分、毎日、毎週、または毎月) 起動するバックグラウンドプ ロセスです。デフォルトでは、ユーザは自分用にプロセスを実行できるように、個 別の crontab を作成することもできます。
通常、コマンドからの出力は、システム管理者に (またはユーザの crontab の場合 にはそのユーザに) 送信されます。これらのメッセージを受け取れるように、 メールシステムも同時にインストールしておいたほうが良いでしょう。
この cron パッケージはいずれのシステムメンテナンスタスクも提供しません。 基本的な定期的メンテナンスタスクは checksecurity など他のパッケージにより 提供されます。
cron を提供するパッケージ
- bcron
- Bruce cron system
その他の cron 関連パッケージ
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- dep: init-system-helpers (>= 1.54~)
- 全 init システム用ヘルパーツール
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- dep: adduser
- ユーザやグループの追加削除
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- dep: debianutils (>= 1.7)
- Debian に特化した各種ユーティリティ
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- dep: libc6 (>= 2.28)
- GNU C ライブラリ: 共有ライブラリ
以下のパッケージによって提供される仮想パッケージでもあります: libc6-udeb
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- dep: libpam-runtime (>= 1.0.1-11)
- PAM ライブラリのランタイムサポート
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- dep: libpam0g (>= 0.99.7.1)
- プラグイン式認証モジュールライブラリ
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- dep: libselinux1 (>= 2.0.82)
- SELinux ランタイム共有ライブラリ
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- dep: lsb-base (>= 3.0-10)
- Linux Standard Base 初期化スクリプト用機能
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- dep: sensible-utils
- 機能的な代替選択用ユーティリィティ
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- rec: default-mta
- 以下のパッケージによって提供される仮想パッケージです: exim4-daemon-light
- または mail-transport-agent
- 以下のパッケージによって提供される仮想パッケージです: citadel-server, courier-mta, dma, esmtp-run, exim4-daemon-heavy, exim4-daemon-light, msmtp-mta, nullmailer, opensmtpd, postfix, qmail-run, sendmail-bin
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- sug: anacron (>= 2.0-1)
- 時間を見逃さない cron 似のプログラム
以下のパッケージによって提供される仮想パッケージでもあります: systemd-cron
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- sug: checksecurity
- basic system security checks
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- sug: logrotate
- ログ循環ユーティリティ