ソウルの熱帯夜　計３６日で過去最多（８月２３日）

≪３３日連続≫

　韓国では２３日にかけて夜も気温が下がらず、全国の大部分の地域で熱帯夜となった。ソウルでは観測史上最多の熱帯夜を観測した。

　南部・済州島では３９日連続、ソウルでは７月２１日から３３日連続の熱帯夜となった。

　また、ソウルの今夏の熱帯夜は１９０７年に気象観測が始まって以来最多の計３６日を記録した。

　２３日も大部分の地域に猛暑注意報・警報が出されており、体感温度３３度以上の蒸し暑い日となる見込みだ。予想最高気温は北東部・江陵で３６度、南東部・大邱で３５度、ソウルも３３度で、厳しい暑さが続く。

　高温多湿な南西風が流れ込んで気温が下がらないため、気象庁は今週末に続いて来週末も暑さが続くと予想している。

　記録的な猛暑と熱帯夜が続き、熱中症患者は３０００人を超えており、健康管理に十分注意する必要がある。

　（２０２４年８月２３日、聯合ニュース）