サムスン電子 HBM開発チームを新設(7月5日)
2024.07.05 09:00 replay time00:53
≪半導体部門が組織改編≫
韓国のサムスン電子で半導体事業を担うデバイスソリューション(DS)部門は4日、先端メモリー「HBM(広帯域メモリー)」の開発チーム新設を柱とする組織改編を実施した。
人工知能(AI)市場の拡大でHBMの需要が急増するなか、HBM技術でのリーダーシップを強化するとともに競争力を高める狙いがある。
同チームトップには高性能DRAM設計の専門家、ソン・ヨンス副社長が就任した。
開発チームはHBM3とHBM3Eだけでなく、次世代製品のHBM4に関する技術開発に集中するとみられる。
サムスン電子は2015年から半導体事業部内でHBMの開発組織を運営してきたが、今回の組織改編でHBM専門組織を一層強化して次世代製品の研究・開発(R&D)に注力する見通しだ。
(2024年7月5日、聯合ニュース)