コース: Word 基本講座:参照ツール・校閲・共有(Office 365/Microsoft 365)

目次を作成する

このレッスンでは 目次の作成について解説します。 まずはじめに完成例を見ておきましょう。 完成例のファイルは 「Chapter1_after」です。 この文書の先頭ページのように 目次を自動作成することができます。 目次を自動作成するには 目次の項目として 表示したい文書内の文字列に 見出しスタイルを適用します。 見出しスタイルを適用するには 適用したい段落を選択し、 「ホーム」タブ、「スタイル」ギャラリーの 「見出し1」や「見出し2」といった 見出しスタイルをクリックします。 これで選択した段落に 見出しスタイルを適用することができます。 「見出し1」や「見出し2」といった 見出しスタイルを適用することで 書式設定に加えて、アウトラインレベルも 自動的に設定されます。 そのアウトラインレベルを使って 目次を自動作成することができます。 では目次を作成する操作を 見ていきましょう。 使用するファイルは「TOC」です。 後ほど操作の中で ナビゲーションウィンドウを使うので 「表示」タブの 「ナビゲーションウィンドウ」に チェックをつけて ナビゲーションウィンドウを 表示しておきましょう。 この文書には すでに見出しが適用されています。 ナビゲーションウィンドウ内には 見出しの一覧が表示されています。 それぞれの項目をクリックして 見出しごとに画面をスクロールして 確認することができます。 この文書には「見出し1」と 「見出し2」が適用されています。 「見出し1」を適用すると アウトラインレベル1が、 「見出し2」を適用すると アウトラインレベル2が設定されます。 では今回は アウトラインレベルの1と2を使って 目次を自動作成していきましょう。 先頭ページにカーソルを移動します。 先頭ページにカーソルを移動するには キーボードの Ctrl Homeキーを押すか ナビゲーションウィンドウの 先頭に表示される 「先頭にジャンプします」というボタンを クリックします。 これで文書の先頭に すばやくカーソルを 移動することができるので 覚えておくとよいでしょう。 目次はカーソル位置に挿入されるので 目次を挿入する位置をクリックして カーソルを表示します。 目次はカーソルのある位置に 挿入されるので 目次を挿入する位置をクリックして カーソルを表示します。 「参考資料」タブをクリックします。 「目次」グループの 「目次」ボタンをクリックします。 「ユーザー設定の目次」をクリックします。 「目次」のダイアログボックスが 表示されました。 「目次」タブが選択されていることを 確認します。 下の方にある「アウトラインレベル」の スピンボックスを使って 使用するレベルを指定することができます。 今回は見出しレベルの1と2を使うので アウトラインレベルは 「2」としておきましょう。 「書式」はドロップダウンリストから 任意のものを選択することができます。 クリックして選択すると 上の方にある「印刷イメージ」で 目次の様子を確認することができます。 今回、書式は 「フォーマル」を選択しておきましょう。 また「ページ番号を表示する」に チェックがついていることを確認します。 その下の「ページ番号を右揃えにする」にも チェックをつけておきます。 「タブリーダー」の ドロップダウンリストから リーダーの種類を 変更することもできます。 では「OK」ボタンをクリックして 結果を確認しましょう。 これでカーソル位置に 目次が自動作成されました。 このように文書内に見出しスタイルが 適用されていることで そのアウトラインレベルを使って 簡単に目次を作成することができます。 また作成した目次に マウスポインターをポイントすると 「Ctrlキー押しながらクリックして リンクを表示」と表示されます。 キーボードのCtrlキーを押すと マウスポインターの形が 指さしマークに変化します。 クリックすることで、その見出しの位置まで ジャンプすることができます。 また目次を作成した後で 文書の内容を変更した場合、 目次を更新することができます。 目次を更新するには「参考資料」タブの 「目次」グループの 「目次の更新」ボタンをクリックします。 「目次の更新」のダイアログボックスが 表示されるので、 「ページ番号だけを更新する」のか 「目次をすべて更新する」のか選択して 「OK」ボタンをクリックします。 これで最新の状態に 目次を更新することができます。 例えば、目次を作成した後で 新たにページを追加したり、 見出しの項目を 増やしたりすることがあります。 そのような場合には 目次は自動的には更新されないので 目次の更新を忘れないようにしましょう。 また作成した目次を削除するには 「目次」グループの 「目次」ボタンをクリックして 「目次の削除」を使うと 目次を削除することが可能です。 このレッスンでは 見出しスタイルのアウトラインレベルを基に 目次を自動作成する方法について 解説しました。

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