復職スケジュールを決める

無理のないよう、段階的に キャリア復旧することが大切です。 これから復職するために、 何について考え、 どうステップアップしていけば 良いのかについて、 復職スケジュールを決めましょう。 復職について、 家事・育児など何らかの事情によって 仕事だけに集中できない状況においては、 大きく、仕事と家庭に分けて、 考える必要があります。 まず、仕事においては、 自分に関する目標を設定し、 家庭では家族に関する調整をします。 復職は仕事と家庭の両方から 考えると、スケジュールを 組みやすくなります。 それでは、初めに、 仕事についてどのように考えたら良いのかを 説明します。 仕事の責任や時間の長さは、 主に雇用形態によって変わります。 例として、パートタイム、 契約社員、正社員に分けて 考えてみます。 例えば、仕事の感覚を取り戻すため、 最初はパートタイムで２年間、 頑張ってみる、 その次に、契約社員として、 専門領域の実務経験を積むために、 ３年間チャレンジしてみる、 最後に責任の重い正社員として フルタイム復帰を目指してみるという 大まかなスケジュールです。 仕事に関する目標は 期間を区切って取り組むと、 無理がないでしょう。 次に家庭に関して考えるべきことは 何でしょう？ 例として、お子さんのいる主婦を想定し、 大きく３つに分けてみます。 ここでは、保育体制、 家族の協力、家事分担の ３つに分けて考えてみます。 まず、保育体制を整えるために、 保育園、幼稚園、 学童の申込みなどがあります。 次に家庭の協力の依頼先としては、 夫、親戚、外部サービスといった ものがあります。 最後に家事分担ですが、 食事や掃除等を誰がどれだけ 分担するのかということを 考えなければなりません。 家庭でやるべきことのサポート体制を 整えておけば、 安心して仕事に取り組むことができます。 仕事と家庭にわけて復職を 考えることができたら、 次はその２つを 時間軸に合わせて考えてみます。 子供が成長するのに伴って、 例えば、２年後、５年後を目処に 考えてみましょう。 スキルと給与について イメージしてみます。 仮に２年後に子供が小学校に入学するまで、 パートタイムで働き、 子供が小学生になったら 契約社員に挑戦する、 そして、子供が高学年になり ある程度親の手を離れたら、…