コース: Windows Server 2016:インストールと基本管理

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パフォーマンスの監視

パフォーマンスの監視

Windows Server は 様々なアプリケーションの実行や 多くのユーザーからのアクセスが 行われるため、 適切なパフォーマンスを 成すことができているかどうかの 監視も重要です。 Windows Server には パフォーマンス監視を行うための ツールがあります。 このツールは パフォーマンスモニターと呼ばれ、 パフォーマンスの確認や その記録のために使用できます。 パフォーマンスモニターにはリアルタイムな パフォーマンス監視に使用する モニターツールと特定の期間における パフォーマンスの記録をするための 「データコレクターセット」 というメニューがあります。 モニターツールは、リアルタイムな パフォーマンス情報を 表示するためのメニューです。 計測項目は「カウンター」と呼ばれ、 カウンターを追加して 様々な計測を行うことができます。 既定では CPU の使用率だけが 表示されています。 既定では CPU の使用率だけが 設定されていますが、 様々なカウンターを追加できます。 カウンターの追加を行うには +のボタンをクリックし、 カウンターの追加画面で 使用するカウンターを選択します。 追加できるカウンターには ディスク、メモリ、CPU、 ネットワークなど 様々なものがあります。 非常に多くのカウンターが 選択できるようになっているため 「説明を表示する」の チェックボックスをオンにし、 選択したカウンターが どんな計測ができるかを 確認すると良いでしょう。 そしてカウンターを追加すると、 モニターツールの画面に 選択したカウンターが 追加され、 カウンター別に色や太さを変えて パフォーマンスを監視できます。 モニターツールでは リアルタイムなパフォーマンス監視を 行うことができますが、 その画面を見続けることが 必要になります。 そのため一定期間における測定や その記録を残しておきたい場合には、 別のメニューを使用します。 このような場合に活用できるのが データコレクターセットです。 このメニューを使用すると、 一定期間の測定を行い、 その記録を保存できます。 パフォーマンス監視を行う上では あらかじめ正常な状態を 記録しておくことが重要です。 そしてトラブル時には、 正常時の記録と照らし合わせて ボトルネックを探していく という進め方が行われます。…

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