コース: Windows Server 2016:インストールと基本管理

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サーバーマネージャーとは

サーバーマネージャーとは

このレッスンでは、 サーバーマネージャーについて解説します。 サーバーマネージャーは、 Windows Server の総合管理ツールです。 このツールを使用して、 ローカルサーバーの構成、 役割や機能の追加などの サーバーの基本的な管理タスクを 行うことができます。 そのため、Windows Server 2016 を 起動して管理者でサインインすると、 サーバーマネージャーは既定で 表示されるようになっています。 サーバーマネージャーから 行うことができる基本的な 管理タスクについて解説します。 まず、OS をインストールした後の 初期設定が挙げられます。 具体的には コンピューター名の変更などです。 次に役割や機能を追加、あるいは削除も 基本的な管理タスクです。 例えば、 Web サーバーの役割を 追加するなど、特定のサービスを 追加することが挙げられます。 また、既定で管理できるのは、 ローカルのサーバーだけですが、 管理対象のサーバーを 追加することもできます。 そうすることで、組織内に 複数のサーバーがあった場合でも、 ひとつのサーバーマネージャー画面から まとめて複数のサーバーを管理できます。 また、特に複数のサーバーを管理する際の 管理性を高めるために、 サーバーグループの作成を 行うこともできます。 例えば、サーバーを所有する部署や 用途ごとにグループを作成することで サーバーの管理性を向上できます。 サーバーマネージャーでは、 役割や機能を追加することができます。 役割と機能はどちらも Windows サーバーに 追加できるコンポーネントではありますが、 含まれているものが異なります。 役割とはサーバーにインストールすることで 複数のユーザーやコンピューターに そのサービスを提供できるものを 中心としたコンポーネントが 含まれています。 代表的な役割としては、 Web サーバーやファイルサービスなどが 挙げられます。 一方、機能とは、 ひとつまたは複数の役割を支援したり、 サーバーの自身の機能を 強化することができるものを 中心としたコンポーネントが 含まれています。 代表的な機能としては、 ドライブの保護を行うことができる BitLocker ドライブ暗号化や 障害回復のための Windows Server バックアップ などがあります。…

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