コース: Windows Server 2016:インストールと基本管理

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グループアカウントの作成と管理

グループアカウントの作成と管理

多くのユーザーに対して ユーザーごとに個別に権限設定を行うのは 非効率です。 グループアカウントを理解し、 シーンに応じて効率的に 権限設定ができるようにしましょう。 グループアカウントの使用目的は 複数のユーザーに同じ権限を 設定するためです。 例えば3人のユーザーに 同じ権限を割り当てたい場合、 その3人のユーザーを グループアカウントにまとめて グループアカウントに対して アクセス許可の設定を行います。 そうすることで権限設定そのものは 1回で済みます。 また3人のうちの一人のユーザーが 移動などによって その部署を離れる場合は、 このユーザーをグループアカウントの メンバーから外します。 この時、グループアカウントに対する アクセス許可設定を 変更する必要はありません。 グループアカウントは 誰でも作成できるわけではなく、 Administrators などの 管理権限を持つメンバーだけが 作成可能です。 またグループアカウントの作成方法は 大きく分けると2種類あります。 ひとつは GUI の管理ツールで 作成する方法です。 もうひとつは CUI の管理ツールで 作成する方法です。 どちらでも作成可能ですが、 複数のグループアカウントを 効率よく作成したい場合は、 CUI の管理ツールの方が 適しています。 GUI の管理ツールを使用して 作成する場合は 「コンピューターの管理」 という管理ツールを使用します。 まず「コンピューターの管理」の ツール内で 「グループ」を右クリックします。 そして「新しいグループ」を クリックすると、 新しいグループを作成するための 画面が表示されます。 この画面でグループ名の設定や メンバーの追加を行い、 作成します。 CUI の管理ツールを使用して 作成する場合は コマンドプロンプトや Windows PowerShell を使用します。 ここでは例として、 コマンドプロンプトでの 作成方法を解説します。 コマンドプロンプトでは、 Net Localgroup コマンドを使用して グループアカウントを作成できます。 コマンドプロンプト画面で Net Localgroup /? と入力して実行すると、 このコマンドのヘルプを 参照できます。 例えば Sales という グループアカウントを作成する場合は…

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