コース: Windows 10:構成とコアサービスのサポート

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VPN接続の構成

VPN接続の構成

このレッスンでは VPN 接続の構成について解説します。 VPN とは遠隔地から社内ネットワークへ 接続する仕組みで 自宅からの接続や拠点間の接続など 様々な場面で使用されています。 インターネット上に 仮想的な専用線を構築し 安全なリモートアクセスを実現できます。 VPN を構成するには 社内ネットワーク側には VPN サーバーや装置の構成が必要です。 接続するコンピューター側では VPN 接続の構成が必要です。 VPN 接続には 「VPN トンネリングプロトコル」を 使用します。 トンネリングプロトコルには いくつかの選択肢があります。 PPTP は PPP フレームをカプセル化し TCP/IP ネットワーク上で 転送を行います。 暗号化には Microsoft Point-to-point 暗号化 を使用します。 L2TP/IPsec は PPP フレームをカプセル化し IP ネットワーク以外にも 転送が可能です。 暗号化には IPsec を使用します。 SSTP は PPP フレームを HTTPS でカプセル化する構造を持ちます。 HTTPS を使用するため ファイアウォールでブロックされる可能性が 低い特徴もあります。 IKEv2 は一時的に切断された場合でも 自動的な VPN 再接続が 試行されます。 設定で「自動」を選択した場合は このプロトコルが最優先に使用されます。 このように様々なトンネリングプロトコルが あります。 これらは社内ネットワーク側の VPN サーバーの設定や 装置などの環境に合わせて 選択する必要があります。 クライアントコンピューターでの VPN 接続の構成は 設定アプリやコントロールパネルから 行います。 設定アプリでは ネットワークとインターネットの VPN セクションで 「VPN 接続を追加する」 をクリックします。 すると VPN 接続を追加 の画面が表示され 接続先のアドレスや 使用する VPN トンネリングプロトコルを 選択し、「保存」をクリックします。 「保存」をクリックすると 設定アプリに VPN 接続の 設定が保存されます。 その後は、この画面から 接続を行うことができます。 コントロールパネルから 接続の構成を行うこともできます。 コントロールパネルでは 「ネットワークと共有センター」から…

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