コース: Windows 10:構成とコアサービスのサポート

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ワークフォルダーとは

ワークフォルダーとは

このレッスンでは ワークフォルダーについて解説します。 ワークフォルダーとは デバイス間のデータ同期機能です。 様々なデバイスで使用することができ ドメイン参加してないデバイスや iOS・Android デバイスでも使用できます。 ただしワークフォルダーサーバーを セットアップするために WIndows Server 2012 R2 以降が必要です。 ワークフォルダーの同期プロセスについて 解説します。 ワークフォルダーサーバーと2つの クライアントコンピューターがいます。 データの同期は、ワークフォルダー サーバーを介して行われます。 クライアントコンピューター同士で 直接的に同期されることはありません。 CL1 でワークフォルダー内に データを作成すると その内容は直ちに ワークフォルダーサーバーに アップロードされます。 ただしその内容がすぐに CL2 に 反映されるとは限りません。 ワークフォルダーは完全に リアルタイムな同期ではなく 同期のサイクルは 10 分ごとであるため 遅くとも 10 分経過すれば CL2 にもそのデータが同期されます。 この様なプロセスでワークフォルダー内の データは同期されます。 リアルタイムな同期ではないため 操作の競合は起こり得ます。 例えば CL1 と CL2 で ほぼ同じタイミングで 同じファイルの編集が行われる場合です。 競合が発生した場合 タイムスタンプに基づいて 競合が解決されます。 ファイルのタイムスタンプの新しい ファイルが元のファイル名を保持します。 いっぽう優先されなかったファイル 言い換えれば古いタイムスタンプを持つ ファイルはファイル名が変更されます。 ファイル名の後ろに 競合が起きたデバイスの名前 つまりコンピューター名が付与されます。 例えば CL1 で編集した test1 という テキストファイルが優先されなかった場合は ファイル名は「test-CL1」となります。 ワークフォルダーを構成するには まずワークフォルダーサーバーを セットアップします。 ワークフォルダーサーバーとなる Windows サーバーで ワークフォルダーの役割サービスを インストールします。 インストール後は SSL サイトや 同期共有を作成します。 同期共有とは、同期するフォルダーや 同期できるユーザーなどの定義です。…

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