コース: Windows 10:構成とコアサービスのサポート

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仮想マシンについて

仮想マシンについて

このレッスンでは 仮想マシンについて解説します。 仮想マシンは 仮想的なコンピューターであるため 実態はファイルです。 そのファイルには 仮想的なコンピューターとして 動作するための設定が含まれています。 具体的な設定としては 割り当てる仮想プロセッサーの数や メモリサイズ、 仮想スイッチの接続先、 割り当てる仮想ハードディスクの 設定などがあります。 また、仮想マシンを作成するときには 「世代」というパラメーターを 選択します。 選択した世代によって 構成できる仮想ハードウェアの内容や インストールできる OS が異なります。 世代のパラメーターには 第1世代と第2世代があります。 第1世代の仮想マシンは 古いバージョンの Hyper-V と 互換性を持ちます。 また BIOS や 仮想フロッピーディスクドライブなどの レガシーの仮想ハードウェアが 使用できます。 さらにインストールする Windows OS の制限はないため サポートされているバージョンの Windows であれば どれでもインストールして 実行できます。 一方第2世代の仮想マシンは BIOS ではなく UEFI のファームウェアを持ち 起動や OS のインストールが 高速に行える という特徴があります。 ただしインストールできる OS は 限定されます。 このようにどちらが優れているかでいうと 第2世代です。 しかし、第2世代の仮想マシンに インストールできる OS は 限られているため インストールする OS に合わせて 世代を選択してください。 仮想マシンの作成は Hyper-V マネージャーの 「新規」から 「仮想マシン」のメニューを使用します。 作成時には必要最低限の 設定のみを行います。 具体的には仮想マシンの名前や世代、 割り当てるメモリサイズ、 仮想ハードディスクの割り当てなどです。 そのため、作成ウィザードには現れない その他の多くの設定変更は 作成後に行います。 作成後は仮想マシンを右クリックして 設定を変更できます。 第1世代でも第2世代でも 画面の開き方は同じですが 表示される項目には 違いがあります。 第1世代の設定画面は このように表示されます。 この画面では仮想マシンの作成時には 指定できないすべての設定変更が可能です。 例えば割り当てる仮想プロセッサの数や…

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