コース: Windows 10:認証とセキュリティ

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共有アクセスの許可

共有アクセスの許可

このレッスンでは 共有アクセスの許可について解説します。 共有アクセス許可は ネット公開した共有フォルダーへの アクセスを制御するものです。 この許可設定は ファイルシステムを問わずに設定可能です。 ただしNTFSアクセス許可のように 詳細な制御はできず 許可設定の種類は3種類のみです。 共有フォルダーへのアクセスを 詳細に制御したい場合は NTFSアクセス許可と併用します。 フォルダーの共有と許可の設定方法は 大きく分けると2つの方法があります。 1つ目の方法は 「エクスプローラー」を使用した方法です。 共有したいフォルダーのプロパティを開き、 「共有」タブから 「詳細な共有」をクリックします。 表示された「詳細な共有」画面で 共有するためのチェックボックスをオンにし アクセス許可の設定を行います。 2つ目の方法は 「コンピューターの管理」という 管理ツールを使用した方法です。 この管理ツールでは そのコンピューターに存在する 共有フォルダーの一覧を 確認することができます。 共有フォルダーを新規に設定する場合は 「共有」を右クリックして 「新しい共有」をクリックし、 ウィザード内で共有するフォルダーの指定や アクセス許可の設定を行います。 共有フォルダーの許可設定の種類は 「フルコントロール」、「変更」、 「読み取り」の3種類です。 これがすべてであり 詳細設定などはありません。 それでは実際の画面で見てみましょう。 この「demo」というフォルダーは 現時点では共有設定をしていません。 これからこのフォルダーを 共有フォルダーとして利用できるように 設定します。 まずはこの「demo」フォルダーの 「プロパティ」を開きます。 次に「共有」タブをクリックし、 「詳細な共有」をクリックします。 この画面で、許可するための チェックボックスをオンにし、 アクセス許可の設定を行います。 既定では「Everyone」に対して 読み取り許可が設定されていますが、 必要に応じて「追加」をクリックし ユーザーやグループなどを追加して 許可設定を行います。 これにより「demo」フォルダーを 共有フォルダーとして設定できました。 このレッスンでは 共有アクセスの許可について解説しました。

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