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NTFS アクセス許可の継承とブロック

NTFS アクセス許可の継承とブロック - Windowsのチュートリアル

コース: Windows 10:認証とセキュリティ

NTFS アクセス許可の継承とブロック

このレッスンでは NTFSアクセス許可の継承とブロックについて 解説します。 アクセス許可の設定は親フォルダーから そのサブフォルダーやファイルへ継承、 つまり引き継がれます。 例えばこのようにフォルダーやファイルが 階層化されていたとします。 親フォルダーで明示的に設定した許可設定は その配下のサブフォルダーやファイルに 継承されます。 フォルダーやファイルごとに 何回も設定しなくて済むように 既定ではこのように動作します。 継承された許可設定は 画面からも識別することができます。 ファイルやフォルダーの 「セキュリティ」タブでは 継承された許可設定は チェックボックスがグレーアウトして 表示されます。 更に「詳細設定」をクリックすれば それがどのフォルダーから 継承されたものかを確認できます。 このように既定で許可設定は継承されます。 ただしフォルダーの階層によっては 継承したくない場合も考えられます。 継承が望ましくない場合には 継承をブロックすることもできます。 継承をブロックする場合は ファイルやフォルダーの 「セキュリティ」タブから 「詳細設定」をクリックし、 「継承の無効化」をクリックします。 クリックするとダイアログが表示されます。 このダイアログでは継承された許可設定を 明示的なものに変換して残すか、 それとも、すべて削除するのかのいずれかを 選択します。 このレッスンでは NTFSアクセス許可の継承とブロックについて 解説しました。

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