コース: Windows 10:認証とセキュリティ

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,200件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

Microsoft アカウントの制御

Microsoft アカウントの制御

このレッスンでは Microsoftアカウントの制御について 解説します。 Microsoftアカウントは 企業内で使用されることが セキュリティリスクとなる可能性が あります。 例えばMicrosoftストアから 業務に不必要なストアアプリの インストールが行われてしまったり、 企業所有のデバイスと 個人所有のデバイス間で データや設定が同期されてしまうことなどが 挙げられます。 企業内でのMicrosoftアカウントの使用を 許可するかどうかは考え方しだいですが、 必要に応じて、グループポリシーで Microsoftアカウントの制御を行うことを 検討します。 グループポリシーには Microsoftアカウントそのものを制御したり 一部の同期を制限するための ポリシー設定があります。 1つ目はMicrosoftアカウント自体を ブロックするポリシー設定です。 このポリシー設定を構成すれば Microsoftアカウントの追加や サインインをブロックすることができます。 2つ目は同期を制限するポリシー設定です。 Microsoftアカウントの使用自体は 許可する場合でも 同期可能な設定を制限したい場合には このポリシーを構成します。 このポリシー設定を利用する場合は 制限したい項目をダブルクリックし、 有効化を行います。 それでは実際の画面で見てみましょう。 現在このコンピューターには Microsoftアカウントで サインインしています。 これからグループポリシーを使用して Microsoftアカウントでのサインインを ブロックします。 グループポリシーの編集画面を開き、 Microsoftアカウントをブロックする ポリシーを構成します。 構成が完了したら グループポリシーの編集画面を閉じて gpupdateコマンドでグループポリシーを 更新します。 グループポリシーが更新できたら サインアウトして、Microsoftアカウントで サインインができなくなったことを 確認します。 Microsoftアカウントで サインインできなくなりました。 このレッスンでは Microsoftアカウントの制御について 解説しました。

目次