コース: Windows 10:認証とセキュリティ

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IDとは

IDとは

このレッスンでは IDについて解説します。 IDとは認証および承認に 使用される情報です。 「認証」とは簡単に言うと本人確認のことで 現実世界ではビルに入館する際に 社員証をかざすことと同等です。 一方「承認」とは リソースにアクセスできるかを制御する プロセスです。 ビルに入れたとしても ビル内のすべての部屋や設備が 使えるわけではありません。 利用可能な部屋や設備を制限するために このプロセスが必要です。 コンピューターの世界でも 現実世界と同じように データにアクセスするためには この2つのプロセスをクリアする必要が あります。 Windows OSでは IDをユーザーアカウントとして扱い、 管理します。 ユーザーアカウントは、表面的には ユーザーAなどのように見えますが 内部的にはセキュリティ識別子という番号が 関連付けられ、識別されます。 実際の利用ではサインイン名と パスワードなどの組み合わせによって どのIDでコンピューターを使用するのかが 決定されます。 Windows 10では 4種類のユーザーアカウントが 利用可能です。 まず1つ目が「ローカルアカウント」。 そのコンピューターのローカルで管理される アカウントです。 2つ目が「ドメインアカウント」。 Active Directoryドメイン環境で 管理されるアカウントです。 3つ目は「Microsoftアカウント」で これはWindows 8以降で 使用できるようになったアカウントです。 「hotmail.com」や「msn.com」などの Webサービスを利用するためのアカウントを コンピューターのサインインにも 使用できます。 4つ目は「Azure ADアカウント」で これはWindows 10以降で 使用できるようになったアカウントです。 「Office365」などのクラウドサービスを 利用するためのアカウントを コンピューターのサインインにも 使用できます。 このレッスンでは IDについて解説しました。

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