ジョハリの窓とは

この動画では、 ジョハリの窓について紹介していきます。 ジョハリの窓は、 二人の学者が提案したモデルです。 サンフランシスコ州立大学の 心理学者である、 ジョセフ・ルフトとハリ・インガムの 二人の名前を組み合わせて、 ジョハリの窓という名前が付けられました。 ジョハリの窓とは、 対人関係における 気づきのモデルになります。 コミュニケーションの促進や、能力開発、 キャリアコンサルティングのフィールドで 利用されている、 自己分析ツールのひとつで、 このツールを使って、 自分自身を再発見したり、 他者との関わり方を 見直すことができるのです。 では、具体例を見ていきましょう。 A さんはミーティングでの B さんを見て、 「B さんはいつも話し方が論理的だから、 周りの人は意見を言いにくいなあ。 仲間なわけだし、早いうちに何でも 話し合えるほうがいいんじゃないかな？」 と思っていたとします。 一方で B さんは、 「存在感を示しておかないと... でも、本当はもっと皆とやり取りしながら 仕事を進めるのが好きなんだけど...」 と心では考えており、 B さんに対する両者の認識が 異なることがわかります。 この両者の認識の差を解消するために 気付きを与えるツールが、 ジョハリの窓で、 個人の成長や、 チーム内の信頼関係向上を 手助けしてくれるのです。