C#でロボスピーチアプリケーションを開発する - Visual Studioのチュートリアル

このレッスンではサンプルの RoboSpeech アプリケーションを C# で実装する方法について 解説します。 サンプルの RoboSpeech アプリケーションは 主に２つの機能で構成されています。 １つは Console アプリケーションで ユーザーの入力を受け取る機能。 もう一つは受け取った文字を元に Speech 機能を用いて 音声として出力する機能です。 これらの機能を実装していきましょう。 Visual Studio で［ファイル］ ［新規作成］ ［プロジェクト］を選択します。 今回は C# で実装しますので C# を選択。 コンソールアプリケーション ２つありますが 下の .NET Framework を 選択します。 アプリケーション名を任意に 入力し OK ボタンをクリックします。 Console アプリケーションの雛形が 作成されました。 Console アプリケーションの画面に 入力された文字を 取得する処理を実装してみます。 string 型の text という変数を用意します。 Console .ReadLine で入力した文字を 受け取ります。 今回はそのまま入力した文字を 画面に出力してみましょう。 text Ctrl プラス F5 キーで アプリケーションを実行します。 test と打ち込みます。 もう一度 test と入力されましたが アプリケーションが終了してしまいました。 複数回文字を受け取りたいので プログラムを修正します。まず while でループを行います。 ループを抜ける条件は特に 指定しないので true このループ内で先ほどの Console から 画面を受け取る処理を記述します。 Ctrl プラス F5 キーで アプリケーションを実行します。 test。 プログラムは終了します。 text、このように 何度も文字を受け取り画面に 出力する処理が実装されました。 続いて入力された文字を Speech 機能を用いて発声する処理を 実装していきます。 Speech 機能を利用するためには .NET Framework の Speech を追加する必要があります。 ［参照］から ［参照の追加］。ここで System.Speech をチェックし OK をクリックします。［参照］に System.Speech…