コース: Visual Studio 2022 基本講座

タブ機能について知る

Visual Studio の 中央に配置されている ウィンドウがドキュメントウィンドウです。 ドキュメントウィンドウでは 今画面に表示されているように アプリケーションの画面の 表示を編集したり、 プログラムコードを 編集したりすることができます。 右側に表示されている ソリューションエクスプローラーや 左側に表示されている データソースといったウィンドウは ツールウィンドウと言われ、 ツールウィンドウは 自由に配置位置を変更することができます。 一度ウィンドウのレイアウトを リセットしましょう。 「ウィンドウレイアウトのリセット」を クリックして、 元の状態に戻します。 ドキュメントウィンドウは このように フローティングさせることはできますが、 配置位置は ドキュメントウィンドウ内の どこか、左側、右側、 そして上半分、下半分という 表示になっており、 ツールウィンドウと並べて 表示することはできません。 このようにドキュメントウィンドウは 少し特殊なウィンドウとなっています。 複数の編集したいファイルを開いた場合、 タブ形式で表示されます。 新しく別のファイルを開いてみましょう。 新しく開いたウィンドウは タブの 一番左に表示されます。 この動作は設定で変えることができます。 新しく開いたウィンドウが 右側に追加されていくようにしたい という場合は、 「ツール」の「オプション」から 変更を行うことができます。 タブに関する項目を 絞り込みましょう。 「タブ」と入力して Enter キーを押します。 そうすると 環境の中に「タブとウィンドウ」という 項目があり、 この項目の 既存のタブの右側に 「新しいタブを挿入する」に チェックを入れます。 こうすることによって 新しくウィンドウを開いた際に 右側に追加されていくようになります。 タブは上部の x アイコンをクリックすることで 閉じることもできますが、 タブを右クリックすることで 「タブをすべて閉じる」や 「このウィンドウ以外を閉じる」 というような動作をさせることができます。 表示しているタブを切り替えたい場合は 上部の表示したいタブをクリック、 もしくは Ctrl Tab キーで タブの変更を行うことができます。 それ以外にもドキュメントウィンドウの右側 この下を向いたアイコンを クリックすることで、 表示したいタブを選択することができます。 現在はすべてのタブが 表示されていますが、 例えばこの画面幅が狭いような場合、 一部のタブが表示されておらず、 選択することができません。 このような場合も このアイコンをクリックすることで すべてのタブの中から 表示したいタブを選ぶことができます。 画面には表示されていないタブも ここで選ぶことができます。 このように Visual Studio の ドキュメントウィンドウは 特殊なウィンドウとなっており、 複数のウィンドウを タブ形式で表示することが できるようになっています。

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