言語に対する独自ルールを設定する - Visual Studioのチュートリアル

Visual Studio では、 独自のコーディングルールを設定し、 そのコーディングルールを チーム間で共有することができます。 画面は、Visual Studio で C# のコードを エディタで開いている状態です。 このコードは、Visual Studio の C# の標準のルールで フォーマットされています。 Ctrl K 、Ctrl T を押すと フォーマットを行うことができますが、 何も変更はされません。 これは、この書き方が フォーマットに従っているからです。 この設定はどこで行われているのでしょう？ それは、「ツール」の「オプション」、 そして、「テキストエディター」の項目の C# の欄で行われています。 「コードスタイル」の 「書式設定」の欄を確認します。 「インデント」をクリックすると、 このように、インデントに関する いくつかの設定が行われています。 一番上に 「ブロックの内容をインデントする」という 項目があります。 このように、 [ ] で囲まれたブロックは、 その後、インデントとして 左側が空けられていることがわかります。 それでは、実際に、 ブロックをひとつ増やして、 コードを確認してみましょう。 15 行目と 17 行目に [ ] を記述します。 [ を 15 行目に、 そして、] を 17 行目に 記述しましょう。 そうすると、このように、 自動で 16 行目が インデントされました。 先ほどの設定どおりに フォーマットされたからです。 それでは、 この「ブロックの内容をインデントする」の チェックを外しましょう。 このように、プレビューで、 [ の後の int x と int y が、 インデントされていない状態に 変わりました。 Ctrl K 、Ctrl T を押してみましょう。 このように、[ の後の ] 、 さらに、この i=4*5 のコードの インデントが取り除かれました。 設定を元に戻します。 インデント以外にも、 スペースに関する設定や改行に関する設定、 折り返しに関する設定など、 プログラムのコードの フォーマットに関する設定を さまざまに設定することができます。 これらを設定し、 この設定をチーム間で共有したい場合は、 「ツール」の 「設定のインポートとエクスポート」から 設定ファイルをエクスポートし、…