コース: Visio 2016 基本講座
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図形を合成して新しい図形を作成する
このレッスンでは複数の図形を合成して 図形を作成する機能について紹介します。 Visio では２つ以上の図形を接合して １つの図形を作成したり 図形が重なっている部分を抜き出して 図形を作成したりといった 合成による新しい図形の 作成が可能です。 この機能を合成処理といいます。 合成処理によって既存の図形には含まれない ような形状の新たな図形を作成したり 描画機能を使って 細かい線同士を接続しながら 新たに図形を作成しなくても 既存の図形の形を活かして新しい図形を 準備することができます。 尚、最近では PowerPoint でも このような接合機能を利用できますが こちらにあるような 結合・トリム・オフセットといった 合成処理は Visio ならではの機能です。 結合は複数の線の 交差する点を重なるように配置し、 すべて選択して１つの図形を 作成できます。 トリムは選択した図形の線の部分を 交差箇所で分割することができます。 オフセットは選択した直線や曲線を基準に 指定した距離を空けて 平行に配置される線を作成できます。 Visio ではこれらの合成処理を 利用できます。 尚、合成処理に使用するコマンドは 既定のリボンには表示されていません。 リボンに［開発］タブを表示して コマンドボタンを利用できるように 準備してから操作します。 リボンに［開発］タブを表示するには ［ファイル］タブをクリックし、 ［オプション］をクリックして Visio の オプションダイアログボックスを表示し ［詳細設定］の［開発モードで実行する］を オンに設定してください。 ここでは面の接合とトリム、 この２つの’合成処理を実行してみましょう。 合成する図形を選択し、 リボンの［開発］タブの ［図形］の［デザイン］グループ、 ［合成処理］をクリックします。 ここでは［面の接合］を選択します。 選択している２つの図形が接合され、 １つに合成されたことがわかります。 次に下の方に表示されている こちらの図形と線を使って トリムを実行した結果を 確認してみましょう。 図形を選択し、［合成処理］＞ ［トリム］をクリックします。 合成処理の実行直後がわかりませんが 図形を移動すると それぞれ選択した図形の線の部分の 交差箇所で分割されていることがわかります。 このレッスンでは複数の図形を合成して…
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