コース: 日本の事例からSDGsを理解する

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目標16:平和と公正をすべての人に

目標16:平和と公正をすべての人に

「16.平和と公正をすべての人に」 についてお話します。 持続可能な開発に向けて平和で 包摂的な社会を推進し、 すべての人に司法へのアクセスを 提供するとともに、あらゆるレベルにおいて 効果的で責任のある包摂的な制度を 構築する。 では、ターゲットを 見ていきましょう。 ここでは、2つ紹介します。 16.5 あらゆる形態の汚職や贈賄を 大幅に減少させる。 16.9 2030 年までに、 全ての人々に出生登録を含む 法的な身分証明を提供する。 全く違うことのようですが、 全ての人が平和で公正であるために 必要なことです。 汚職は公職にある人が 地位や職権を利用して 収賄などの不正な行為をすることです。 ニュースで見聞きすることが あると思います。 また、刑法第 198 条に贈賄罪があり、 公務員に賄賂を送る民間企業や 民間人などを対象にしています。 日本にも無戸籍の子どもたちがいます。 理由のひとつに、前夫との婚姻中、 または離婚後 300 日以内に 出産した場合、子どもが戸籍上、 前夫の子どもと推定されることを 避けるためということがあります。 2022 年に再婚後に生まれれば、 「原夫の子」とする民法の 改正案が閣議決定されました。 法務省が 2022 年1月時点で把握している 無戸籍の人は全国で 825 人、 しかし実際には、もっといるとも 言われています。 平和や公正という言葉は 世界のこと、自国のこと、 個人のこと、さまざまな場面で 語られます。 大きな意味にも捉えられがちな言葉ですが、 身近なところにもある問題です。

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