コース: 日本の事例からSDGsを理解する

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目標8:働きがいと経済成長

目標8:働きがいと経済成長

「8.働きがいも経済成長も」 についてお話しします。 すべての人のために、持続的、包摂的かつ 持続可能な経済成長、 生産的な完全雇用および ディーセント・ワークを推進する。 ターゲットのひとつを見てみましょう。 8.5 2030 年までに、 若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、 完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある 人間らしい仕事、 並びに同一労働同一賃金を達成する。 私たちは、コロナ禍でこれまで知らなかった いくつかの仕事を 知ったのではないでしょうか。 知ったというより、意識するようになった といったほうが良いかもしれません。 そのひとつに、私たちが日常生活を 送るために欠かせない仕事、 エッセンシャルワークがあります。 それは、経済を成長させるためには、 日々の生活の安定が必要だからです。 エッセンシャルワークと言われる 仕事を見ていきましょう。 コロナ禍で家庭ごみが増えました。 2021 年8月に、 ブリタジャパン株式会社が行った コロナ禍前後の家庭ごみに関する 意識調査では、 半数近くの人が増えたと回答し、 平均でコロナ禍前の 131.5%という 数字が出ています。 2021 年 11 月に、 日本労働組合総連合会が行った、 カスタマーハラスメントに関する 調査 2022 では、 直近5年間でのカスタマーハラスメントの 「発生件数が増えた」が 36.9%。 増加の理由の1位は、 「格差、コロナ禍など 社会の閉塞感によるストレス」でした。 カスタマーハラスメントの主な内容は、 暴言、説教など権威的な態度です。 運送業の方の仕事についても 知ることが増えたと感じています。 インターネットで買い物をすれば、 形あるものは人の手で届けられます。 私たちの生活は、 それぞれの仕事で支え合いながら、 営まれていることを感じた方も いらっしゃるのではないでしょうか。 また、働き方の多様性が うたわれるようになりました。 特に、コロナ禍で進んだリモートワーク、 出社を減らす企業が増え、 週5日の出勤から、 週3日や4日の出勤に変えた企業、 本社を移転した企業、 完全にリモートワークにした 企業もあります。 個人によって 働き方を選べる企業もあります。 私たちは、どう働くかを 選ぶ権利を持っています。 働き方は、人それぞれです。…

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