コース: サプライチェーンの基礎

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サプライチェーンの基本要素

サプライチェーンの基本要素

サプライチェーンとは、 モノを作って届ける仕組みです。 何かを作ることは、 生活の中でもありますね。 例として、多くの人が簡単に作れる サンドイッチで考えてみましょう。 作るためには何が必要でしょうか。 ここでは奮発して、 鶏肉とベーコンとチーズの サンドイッチにしましょう。 必要な材料は、新鮮なパン、上質なハム、 スライスチーズ、ベーコンです。 レタスとトマト、 マヨネーズも使いましょう。 サプライチェーンマネジメントの 第1段階は、買い出しです。 調達とも呼ばれます。 行きつけのスーパーはありますか。 たとえ行きつけでも、その店に 買いたいものが全部あるとは限りません。 パンなら専門の店が、 野菜なら産直市が新鮮で いいかもしれません。 重要なのは、あなたの好みと予算です。 場合によっては、店の利便性が 一番重要かもしれません。 こうして、材料の調達が済んだら、 サプライチェーンの第2段階、 製造とオペレーションです。 材料を集める作業から、 実際に何かを作る作業になります。 サンドイッチを作りますが、 時間はわずかです。 大急ぎでパンをトーストし、 ベーコンを焼き、野菜を切り、 そのほか全部を合わせて サンドイッチに仕立て、 後片付けまでやります。 このような作業を毎日、的確かつ迅速に 遂行することが、 オペレーションチームの役割です。 オペレーションは重要ですが、 その先も重要です。 サプライチェーンの第3段階は、 ロジスティクスと配送です。 作ったサンドイッチを このままでは持ち出せません。 4時間後にもおいしい状態で 食べられるように、 どのように持ち歩き、 どう保管するかです。 今回、配送は自分で運ぶことで解決ですが、 製品の包装と梱包の検討も必要です。 資材は揃っていますか。 毎日のことなら、配送や梱包のことも あらかじめ考えておかなければなりません。 材料はこうして上質なサンドイッチになり、 食べたい時、食べたい場所に届くのです。 こうしてモノを買い、作り、運ぶことが、 サプライチェーンの役目です。 この例は1食分でしたが、 何百食も作るレストランなら どうでしょうか。 各種のサンドイッチや サイドメニューを作り、 時には顧客からの特別な注文にも応じ、 食品の衛生管理や 保管に関する基準を守り、と、 すべてを円滑に回すための仕事が、…

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