リスク評価の方法を学ぶ

成功者はリスクを冒します。 その他大勢を抜けだすために 少しだけリスクを冒すのです。 でも、成功者は その前にリスクを評価します。 そのために専門家や 過去の出来事から できるだけ情報を集め、 あらゆる可能性を考え、 実際の数字に基づいて リスクを冒すのが正しいことなのか 判断します。 でも、直感や虫の知らせも 過小評価してはいけません。 できれば、 数字や事実を確認したら直感に尋ね、 両方で同じ答えにならなかったら 考え直したほうがいいでしょう。 数字か直感のどちらかが 間違えているからです。 リスクを科学的に考えるときに 役立つ数字の使い方を紹介します。 リスクを冒すときと、 冒さないときの 金銭的価値を比較して どちらの価値が高いか 確認して行きます。 ここでは、 利益を手に入れるために投資する場合と 問題を避けるために 投資する場合の 例を使って説明します。 まず、新しいソフトウェアへの投資に １か月 $1,000 かかり、 １年に２社の新規顧客を獲得するとします。 売り上げは １社あたり $5,000 です。 リスクを冒さなければ、コストは０で ソフトウェアなし、新規顧客０です。 リスクを冒せば $5,000 の顧客２社で 売り上げ $10,000 です。 月に $1,000 のソフトウェア代は 年に $12,000 で 結局 $2,000 の赤字です。 投資しない方がいいでしょう。 顧客を３社以上獲得できるなら 投資の価値はありますが、 ２社なら止めておきましょう。 でも、数社の新規顧客でなく、 大口顧客１社を獲得できそうなら、 どうでしょうか。 $50,000 の顧客獲得の可能性は ソフトウェアなしで 30%、 ありで 80% だとします。 何もしない場合、 $50,000 の 30% なので $15,000 です。 ソフトウェアなしでも 大口顧客獲得の可能性は 30% あるからです。 つまり、大口顧客は 獲得するかどうかわかりませんが、 獲得の可能性は 30% あるので、 この顧客の価値は全体で $15,000 になります。 次に、リスクを冒して ソフトウェアを購入したら $50,000 の 80% で 売り上げは $40,000 費用は $12,000 なので 利益は $28,000 です。 だから、リスクを冒して ソフトウェアを購入します。…