コース: DevOpsエンジニアとして成功する

運用エンジニアがDevOpsエンジニアになる

DevOps エンジニアになる もう1つの一般的な方法は、 運用エンジニアやシステム管理者からの 転職です。 これらの仕事をしているほとんどの人は すでに、OS の内部をよく理解していて、 トラブルシューティングも得意です。 オンコールシフト中に本番環境の 問題を解決し、実践で学んでいます。 さらに、システムにおける性能の測定と 監視の方法を理解していることが多く、 システムボトルネックの特定や負荷予測、 キャパシティプラニングができます。 そして、多くの人が、 コンピューターの仮想化を理解していて、 それを活用したホームラボを 設定しているはずです。 そんな人が DevOps チームに 入るために必要なスキルは主に 2つの要素に関連します。 自動化と DevOps の働き方です。 従来の IT 職の人が DevOps チームで成功するには、 コードの書き方と アプリケーション構築方法を 学ぶ必要があります。 タスクの自動化と交換可能な インフラの構築ができるようになれば、 コンフィギュレーションの変更や オンボーディングタスク、 デプロイなどの手作業を最小限に 抑えられるはずです。 でもこれが、DevOps への転職を 考えている人にとって最も難しいのです。 また、DevOps エンジニアの 働き方や文化は、 従来の IT 運用のそれとは異なります。 DevOps では、 アジャイル開発手法を運用に取り入れ、 開発者に共感し開発者と協力しながら 問題を解決することが求められます。

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