「統計学の基礎：確率」へようこそ

ギャンブラー、気象予報士、 保険会社、金融アナリスト、 これらすべてに共通する要素は 何でしょうか。 確率が非常に重要だということです。 彼らの世界では、確率を正しく読めるほど 実績を上げていけるからです。 このような分野では、今世紀初めごろから 緻密な確率論を駆使できる 優秀なアナリストが続々と現れて 活躍しています。 さまざまな確率を元に、 有利な決定を下せば、 目の前の取引や勝負や選挙戦を 勝ち抜くことができます。 決定を誤れば、 機会や資産の損失につながります。 確率への理解が足りないと、 正しい決定ができず、 期待される収益が上げられなかったり、 それどころか赤字を出したりします。 しかし、確率についての十分な知識と データさえあれば、最も大きな見返りを 期待できるチャンスがどこにあるのか、 正しく見極めることができるのです。 エディ・ダビラです。 このコースでは、 『統計学の基礎』シリーズの一環として、 確率の基本的な概念や考え方を、 わかりやすく解説していきます。 基本の確率を計算する方法から始めて、 複数事象の確率や条件つき確率の求め方、 確率を扱うためのツール、例えば樹形図、 順列、組み合わせ、 さらに正規分布曲線といった 必須の項目を取り上げます。 コースの中では、平均値、中央値、 標準偏差といったおなじみの指標や、 z 値（ゼットち）なども扱います。 確率を学んでおけば、 大きな見返りがあります。 このコースで しっかり身につけていきましょう。