コース: SQL 基本講座

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データ型変換のエラー処理

データ型変換のエラー処理

データの型を変換するには、 CAST 関数や CONVERT 関数を 使いました。 しかし、型の性質によって 変換することが不可能な場合があります。 このようなとき、 エラーになって処理が止まらない工夫が 必要です。 このレッスンでは、 前のレッスンで作ったテーブルと データを使います。 できていなければ、 サンプルの SQL 文を実行してください。 オブジェクトエクスプローラーで 「データベース」を右クリックし 新しいクエリを作ります。 サンプルの SQL 文を貼り付けます。 最初の SQL 文は CAST 関数を使っています。 Student テーブルから StudentName を AS を使って datetime 型に 変換しようとしています。 SQL 文を選択して、 実行します。 StudentName は文字列なので、 datetime 型に変換することが できません。 エラーになってしまいました。 次の SQL 文を見てください。 この SQL 文では、 TRY_CAST 関数を使っています。 SQL 文を選択して 実行します。 文字列を datetime 型に 変換することはできなかったので、 データは NULL が返ってきています。 しかし、エラーになって 止まってはいません。 次の SQL 文は同じように TRY_CAST を使っていますが、 Birthday を datetime 型に 変換しようとしています。 SQL 文を選択して 実行ボタンで実行します。 Birthday は date 型で datetime 型に変換することが できています。 次の SQL 文は TRY_CONVERT を使っています。 StudentName を datetime に変換しようとしています。 SQL 文を選択して 実行します。 文字列を datetime 型に 変換することはできなかったので、 結果は NULL が返ってきています。 最後の SQL 文は TRY_CONVERT を使って Birthday を datetime 型に 変換しようとしています。 SQL 文を選択して 実行します。 うまく変換ができました。 このように、型の変換が 不可能な場合でも、 TRY_CAST 関数や TRY_CONVERT 関数を使って…

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