コース: SQL 基本講座

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重複行をまとめる

重複行をまとめる

データベースのテーブルに、 同じデータが重複していることがあります。 このとき、重複するデータを まとめて表示したいことがありますが、 SELECT 文のオプションを使えば、 重複行をまとめることができます。 このレッスンも、 前のレッスンと同じデータを使います。 テーブルとデータができていなければ、 サンプルの SQL 文を実行して、 作っておいてください。 「オブジェクトエクスプローラー」で、 データベースを右クリックし、 新しいクエリを作ります。 サンプルの SQL 文を、貼り付けます。 最初の SQL 文は、 Person テーブルから、 Gender 列の値を選択します。 SQL 文を選択して、実行します。 Gender 列の値は、 M か F しかないので、 データが重複しています。 2つ目の SQL 文は、 SELECT の後ろに、 DISTINCT と記述し、 Gender 列の重複を まとめて表示します。 SQL 文を選択し、実行します。 重複がまとめられました。 3つ目の SQL 文では、 SELECT 文の後ろに、 GROUP BY と書き、 Gender 列で データをまとめています。 SQL 文を選択し、実行します。 Gender 列の重複が、 まとめられています。 次の SQL 文では、 Gender 列でまとめた後に、 Gender 列の要素の個数を 数えています。 要素の個数は、数を使って、 列名をデータ数に変えています。 SQL 文を選択し、実行します。 Gender 列の重複、 F と M がまとめられており、 それぞれ、データの数が 2個と4個あったことがわかります。 最後の SQL 文は、 Gender 列でまとめた後、 HAVING を使って、 データの数が3を超えるものだけを 表示するようにしています。 SQL 文を選択し、実行します。 Gender 列の F の値は、 3より小さいので、 表示されていません。 このように、SELECT 文で 重複をまとめるには、 DISTINCT を使う方法と、 GROUP BY を使う方法があります。 GROUP BY を使う場合は、 さらに応用ができるので、 この後のレッスンで、 より深く学んでいきましょう。

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