コース: SQL 基本講座

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トランザクションの利用

トランザクションの利用

複数のテーブルのデータを 整合性をとって更新したい時は BEGIN TRANSACTION を使い、 トランザクションを構成します。 「オブジェクトエクスプローラー」で データベースを右クリックして 「新しいクエリ」を作ります。 サンプルの SQL 文を貼り付けます。 前のレッスンで作った テーブルを必要に応じて削除します。 もう一度 2つのテーブルと 2つのデータを作ります。 SQL 文をまとめて選択して 実行しましょう。 Table1 のデータを 20 増やし、 Table2 のデータを 20 減らす UPDATE 文を作りました。 この UPDATE 文は BEGIN TRANSACTION で トラザクションにしています。 トランザクションは BEGIN TRY と BEGIN CATCH で囲まれており、 トランザクションが成功すれば コミットすることにしています。 トランザクションが失敗すれば ROLLBACK します。 SQL 文を選択して まとめて実行します。 結果を見てみましょう。 テーブルのデータを見ています。 Table1 の値も Table2 の値も 変わっていません。 トランザクションが失敗したからです。 では 増やす値を5に、 減らす値も 5に変えて実行しましょう。 SQL 文をまとめて選択して 実行します。 結果を見てみましょう。 SQL 文を選択して 実行します。 今度は両方の UPDATE 文が成功したので、 トランザクションは実行され コミットしています。 トランザクションを構成し、 TRY CATCH 文でトランザクションを コミットまたは ロールバックさせることができました。 トランザクションを利用して データの整合性を保つ方法を 身につけましょう。

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