コース: SOLIDWORKS 2023 基本講座:基本操作とパーツモデリング

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同心・正接拘束などを付ける

同心・正接拘束などを付ける

幾何拘束には様々なものがあります。 そして似通ったものも存在しますが、 それぞれの目的に応じて 使い分ける必要があります。 ここでは、同心円、正接、 等しい値拘束などを紹介します。 今回は Chapter_05 フォルダーの 04-Sketch_Constraint-3 を 使用します。 今回もこの Entity を使用します。 では、クリックし 「スケッチ編集」を実行します。 まず、この2つの円を同心円にします。 では、図形を選択し 状況依存ツールバーから 「同心円拘束」を選択します。 ドラッグをすると、 同心円となっていることがわかります。 次はこの円弧とこの線分に 接線関係を追加します。 では、2つの図形を選択し 「正接拘束」を適用します。 追加することができました。 こちら側にも追加します。 ドラッグをすると、 このように接線関係が 維持されていることがわかります。 次はこの2つの円の大きさを 同じ値にします。 では、図形を選択し この「等しい値拘束」を適用します。 ドラッグをすると、 このように大きさが 揃っていることがわかります。 ちなみに円または円弧に 等しい値拘束を適用した場合、 半径が同じ値となります。 次はこの線分とこの線分に 等しい値拘束を追加します。 すると、このように 正方形になります。 ドラッグをしても 正方形のまま 形を崩すことはありません。 次はこの2つの円弧が 同一円周上に配置されるように 拘束を追加します。 では、2つの円弧を選択し この「同一円弧拘束」を適用します。 追加することができました。 ちなみにこの同一円弧拘束は 同心円拘束と等しい値拘束の 2つを適用するのと 同じ効果があります。 最後はこの円弧の長さと この線分の長さを揃えます。 では、図形を選択し この「カーブに等しい長さを指定」を 選択します。 同じ長さにすることができました。 このように拘束には 似通ったものが多く存在しますが それぞれの目的に応じて 使い分ける必要があります。 その点をしっかりと確認しておきましょう。

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