コース: SOLIDWORKS 2023 基本講座:基本操作とパーツモデリング

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幾何拘束と寸法拘束を組み合わせる

幾何拘束と寸法拘束を組み合わせる

スケッチの形状を確定するために 寸法拘束と 幾何拘束を使用します。 そして SolidWorks では 図形の形状が確定した状態のことを 完全定義といいます。 実際に確認してみましょう。 今回は新規に作成した パーツファイルで作業します。 では正面を選択し、 スケッチを実行します。 今回は矩形コーナーを使用して 長方形を作成します。 1点目を原点に取ります。 次の点は任意の位置で構いません。 ここで図形の色を見ると、 この図形とこの図形は 黒で表示されていて、 この図形とこの図形は 青で表示されています。 黒い図形は位置と角度が決まったもので 青はそうでないことを表しています。 ドラッグをすると、 このように青い線は移動しますが、 黒い線は移動しません。 ステータスバーを確認すると、 「未定義」と表示されています。 では完全定義にするために 寸法拘束を追加します。 スマート寸法を実行して、 この線を選択します。 値は任意の値で構いませんが、 今回は 50 と入力します。 同様にしてこちら側にも 50 という寸法を追加します。 Escape でコマンドを終了します。 すべての図形の色が 黒に変わりました。 ステータスバーにも 「完全拘束」と表示されています。 実際にモデリングする製品は 形状や大きさが決まっているはずです。 ですのでスケッチを作成する際には このように完全定義状態に するようにしましょう。 ではここで幾何拘束と 寸法拘束の関係を確認します。 この線には寸法が記入されていますが、 この線には記入されていません。 この2つの寸法で 完全定義にするためには 幾何拘束が必要です。 それがこの水平拘束と 鉛直拘束になります。 今回はこの鉛直拘束を 削除してみます。 すると図形の色が 青に変わりました。 ステータスバーも 「未定義」と表示されています。 ドラッグをすると、 このように変形します。 では完全定義にするために 幾何拘束を追加します。 先ほどは鉛直拘束が 適用されていましたが、今回は この2本の線分に 垂直拘束を追加します。 完全定義にすることができました。 次はこの水平拘束を 削除してみます。 ドラッグをすると、 このように変形します。 今回は完全定義にするために 寸法拘束を追加します。 スマート寸法を実行し、 この線分を選択します。…

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