ブロックを使用する - SOLIDWORKSのチュートリアル

同一形状の図形を利用する場合、 その図形を登録することにより その都度作成する手間を 省くことができます。 この登録した図形を ブロック図形といい、 スケッチでの作業を 高めることができます。 まず登録から挿入までの一連の流れを 確認してみましょう。 今回は新規に作成したファイルで 作業を行います。 では正面を選択し、 スケッチを実行します。 まず 矩形中心を使用して、 任意の位置に長方形を作成します。 次に円コマンドを使用して このように円を追加します。 次にこの内側の 不要な部分をカットするために 「エンティティのトリム」を使用します。 今回はこの「パワートリム」を使用します。 さらに 「作図ジオメトリをトリムしない」 にチェックを付けておきます。 ではトリムを実行します。 作図ジオメトリをトリムしないことにより 長方形と円の位置関係を 保つことができます。 では大きさを指定するために スマート寸法を実行します。 今回はこの ２本の線の間隔を 100mm にします。 次に この間隔を 25mm、 最後にこの円の半径を 30mm にしておきます。 これで作成完了です。 ブロック図形として登録するために 今回はツールバーを表示させます。 コマンドマネージャー上で 右クリックし、 「ツールバー」そして 「ブロック」にチェックを付けます。 ではブロック作成コマンドを 実行します。 まず登録する図形を選択します。 次に挿入点を変更するために このアイコンをクリックします。 すると画面上にこのように マニピュレーターが表示されます。 ドラッグをして 挿入の起点となる位置に移動します。 OK ボタンをクリックし 登録を実行します。 登録することができました。 線分上でクリックすると、 このようにすべてが選択されていることが わかります。 さらにドラッグをすると、 このように一塊になっていることも わかります。 ではブロック挿入を確認してみます。 ブロックの挿入を実行します。 プロパティマネージャーを確認すると、 「ブロック１」が選択されていることが わかります。 では画面上任意の位置をクリックして いくつか配置します。 OK ボタンをクリックして 完了します。 これが登録から挿入までの流れです。 ブロック図形を使用するための 基本的な動作ですので…