コース: SOLIDWORKS 2023基本講座:アセンブリと図面

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干渉認識を行う

干渉認識を行う

アセンブリ作成後に 干渉をチェックすることにより 事前に組み当てが可能かを 確認することができます。 今回は Chapter_03 フォルダーの 03-Interference を使用します。 ではコマンドを実行します。 「評価」タブの 「干渉認識」を実行します。 するとプロパティマネージャーに 切り替わります。 まず選択構成部品のリストで アセンブリが選択されていることを 確認します。 このリストで計算対称を 選択することができます。 そしてさまざまな設定項目が 存在しますが、 今回は既定のまま実行します。 では「計算」ボタンを クリックします。 するとこのように 結果のリストに干渉部分が 一覧表示されます。 選択していくと、 画面上で干渉部分が 赤くハイライト表示されます。 確認すると、 この3つは ねじ部分であることがわかります。 今回はこの干渉部分を選択しておきます。 少しわかりづらいので 視点を正面図に切り替えます。 さらに表示スタイルも ワイヤーフレームにします。 このように干渉していることがわかります。 今回は計測を実行してみます。 「評価」タブの 「測定」を実行します。 点から点までを選択し、 この円の最下部付近で 選択します。 そしてこのエッジを選択します。 するとデルタ Y に 5ミリと表示されています。 このように5ミリ 干渉していることがわかります。 測定コマンドを終了し、 干渉認識も終了します。 今回はこのパーツを変更します。 ではパーツを選択し、 状況依存ツールバーから 「部品編集」を選択します。 そして面を選択すると、 このように寸法が表示されます。 今回はこの寸法を 5ミリ以上大きくする必要があります。 では 55 ミリにしてみます。 構成部品編集を終了します。 改めて 干渉認識を実行します。 今回はねじ部分を計算対象から外すため、 そして このパーツを選択します。 「計算」ボタンをクリックすると、 このように「干渉部分なし」 と表示されます。 このようにアセンブリを作成することにより 干渉をチェックすることができます。 これで製品が実際に組み上げられるかを 事前に確認することができます。 簡単に実行することができるので ぜひ活用してみてください。

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