標準的な合致を付ける - SOLIDWORKSのチュートリアル

通常のアセンブリで使用する合致には、 標準、詳細設定、そして メカニカルの３つが用意されています。 中でも標準合致は、最も基本的で、 利用頻度の高いものになります。 まず、標準合致を紹介します。 今回は「Chapter_01」フォルダの 「05-Standard_Mates」を 使用します。 では、コマンドを実行します。 PropertyManager で、 「標準」タブが選択されていることを 確認します。 まず、選択した要素による 違いについて、確認します。 では、この点を選択します。 次に、この点を選択します。 PropertyManager を確認すると、 このように、「一致」「ロック」 そして「距離」を使用することができます。 今回は、「一致」を選択し、 「OK」ボタンをクリックします。 ドラッグをすると、このように移動します。 次に、エッジを確認します。 今回は、今適用した合致を 変更してみます。 その場合は、合致リストで、 「一致」を選択します。 そして、「合致設定」リストで、 右クリックし、 ショートカットメニューから、 「選択解除」を選択します。 では、改めて、このエッジと このエッジを選択します。 PropertyManager を 確認すると、 平行と垂直、そして角度も 使用することができるようになりました。 さらに、整列状態も 使用することが可能となります。 では「OK」ボタンをクリックして 適用します。 ドラッグをすると、 このように移動します。 最後に、面を確認してみます。 今回は、合致を追加します。 では、この面と、 この面を選択します。 PropertyManager を 確認すると、 先ほどのエッジのときと 同様の状態となっています。 では、「OK」ボタンをクリックして 確定します。 ドラッグをすると、 このように移動します。 選択した要素により、 使用することができる合致が異なります。 次は、こちらのパーツで確認します。 まず、この面と、 この面を選択します。 そして、「一致」を適用します。 さらに、整列状態を反転させます。 「OK」ボタンをクリックします。 次に、この平面と、 この円筒の曲面を選択します。 すると、このように、 正接を使用することが できるようになりました。 では、「OK」をクリックして、 ドラッグをすると、 このように、移動します。 選択した要素に、曲面が含まれる場合に、 正接を使用することができます。 次は、こちらのパーツで確認します。 まず、この円筒の曲面と、 円筒の曲面を選択します。 すると、このように、 同心円を使用することが できるようになりました。 ちなみに、「正接」を選択すると、 このように配置されます。 今回は、同心円を選択します。 そして、「OK」ボタンをクリックします。 選択した２つの要素が 円形状、または円形状と点を選択した場合に 同心円を使用することができます。 最後は、距離と角度を確認します。 まず、この円筒の曲面と 円筒の曲面を選択して、 同心円を適用します。 「OK」ボタンをクリックします。 ドラッグをすると、 このように、移動します。 次に、この面と この面を選択します。 そして、距離をクリックすると、 テキストボックスがアクティブに 切り替わります。 では、10 と入力して、 Enter します。 このように、 間隔を指定することが可能です。 さらに、寸法反転で、 方向を変更することも可能です。 「OK」ボタンをクリックして、 適用します。 最後に、角度を確認します。 では、この面を選択し、 この面を選択します。 そして、角度を選択します。 今回は、45 と入力して、 Enter します。 このように、 角度を指定することができました。 寸法反転で、 方向を変更することも可能です。 さらに、整列状態を変更することも 可能となっています。 では、「OK」ボタンをクリックして、 確定します。 そして、合致も 「OK」ボタンで終了します。 このように、合致には、 さまざまなものがあり、 選択した要素により、 適用可能な合致も変わります。 標準合致は、 最も多く使用することになるので、 しっかりと確認しておきましょう。