図面枠を作成する - SOLIDWORKSのチュートリアル

図面枠作成にあたり 輪郭線、つまり図面枠が必要となります。 SolidWorks には 既定で用意されたものがありますが、 会社の仕様に合わせて ユーザーが作成することも可能です。 では、確認します。 「新規」をクリックし 「図面」を選択、 そして OK をクリックします。 今回は「標準フォーマットのみ 表示」にチェックを付け、 A3(JIS) を選択 OK をクリックします。 「モデルビュー」コマンドは キャンセルしておきます。 このように既定で用意された 図面枠や表題欄が配置されますが、 一旦削除します。 ただし、現在、 このように選択することができません。 SolidWorks では、 投影図などの対象物と 図面枠などの様式は 別々のスペースに配置するように なっています。 削除する場合は、 フィーチャーマネージャーの シートを展開し 「シートフォーマット」を右クリック、 そして、「削除」を選択します。 「はい」をクリックすると、 削除することができます。 では、改めて作成します。 まず、図面枠などを配置する スペースに移行します。 シート上で右クリックし ショートカットメニューから 「シートフォーマット編集」を 選択します。 コマンドマネージャーを確認すると、 投影図などを配置するためのコマンドが 使用できなくなっていることが わかります。 では、作成します。 「スケッチ」タブをクリックし 矩形などを使用して作成することも 可能ですが、今回は 別の方法を紹介します。 シート上で右クリックし ショートカットメニューから 「自動境界線」を選択します。 プロパティマネージャーに 切り替わります。 「次へ」をクリックすると、 ここで区分記号や輪郭線などの 設定を行うことができます。 今回はシンプルに 輪郭線のみの表示にしてみます。 まず、「余白」で 10 ミリが 適用されていることを確認します。 線種は実線、 そして、境界線の太さは 0.5 ミリにします。 区分記号をなくすため、 「ゾーン分割線表示」のチェックを 外します。 さらに「列表示」「行表示」のチェックも 外します。 このように輪郭線のみの表示にすることが できました。 OK をクリックすると、 適用されます。 ただし、現在、ドラッグをすると、 このように変形してしまいます。 一旦、元に戻ります。…