コース: SOLIDWORKS 2022 基本講座: アセンブリと図面

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衝突検知を行う

衝突検知を行う

アセンブリ作成後に 衝突検知を行うことにより、 製品が正常に稼働するかを 確認することができます。 今回は Chapter_03 フォルダーの 04-Colision を使用します。 衝突検知を行うには、 アセンブリの 「構成部品移動」を使用します。 まず「フリードラッグ」を選択し、 アセンブリの動作を確認します。 ドラッグをすると、 このように動作します。 では「衝突検知」にチェックをつけます。 そして「全構成部品」にチェックをつけ、 「衝突面で停止」にも チェックをつけます。 ドラッグをすると、 このようにダイアログボックスが 表示されます。 これはこのねじ部分がすでに 干渉の対象として認識されるため 表示されます。 OK ボタンで ダイアログボックスを閉じます。 このような場合は 計算の対象を選択し直します。 プロパティマネージャーで 「次の構成部品」にチェックをつけ、 パーツを選択します。 さらにこのパーツを選択し、 このパーツは Shift を押しながら クリックして解除します。 「衝突面で停止」にチェックをつけ、 「ドラッグ再開」をクリックします。 ドラッグをすると、 このように動作することがわかります。 では下方向にドラッグをしていきます。 するとこの位置で停止します。 これが最小稼働位置です。 衝突した面が 青くハイライト表示されます。 拡大すると、 この部分で衝突していることがわかります。 可動域を広げるには このエッジ部分に 加工を施す必要があります。 次は上方向に ドラッグをしていきます。 この位置で停止します。 これが最大稼働位置です。 この面で衝突していることがわかります。 調整するには、 このナットの位置を 調整する必要がありそうです。 OK ボタンをクリックし、 コマンドを終了します。 このように衝突検知により アセンブリの動作検証を 行うことができます。 稼働域を確認することにより 修正箇所にあたりをつけることもできるので うまく活用してみてください。

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