コース: ソーシャルメディアマーケティングの基礎

運用目的とKPIを連動させる

コース: ソーシャルメディアマーケティングの基礎

運用目的とKPIを連動させる

このレッスンでは、 ソーシャルメディアの目的と KPI の連動について、 お話しをさせていただきます。 まず、ソーシャルメディアで 目的を決めて KPI を設定して それが連動している状態というのは こういうことなんですよという お話をさせていただきたいんですけれども、 まず認知度を高めたいという目的で、 ソーシャルメディアを運用されている場合、 設定する KPI というのは、 インプレッション数、 いわゆる閲覧数ですね、 であったりとか、言及数。 インプレッション数というのは閲覧数、 たくさんの人に見られている状態ですね、 これがどんどん増えてくるとですね、 認知度が高まってきたというふうに 見なせるわけです。 で、言及数っていうのはですね、 自社そのものであったりとか 自社の商品名やサービス名を、 ユーザーが発信しているかどうか、 これをもってユーザーが 自発的に自社のことを 言ってくれていると、 この数が増えてくると、 認知度が高まってきたというふうに 見なせるわけです。 次、例えばですね、 ユーザーとの交流を深めたい という目的でソーシャルメディアを 運用する場合は、 KPI はですね、 エンゲージメント数であったりとか、 コメント数、コメントの内容、 いわゆるユーザーとの交流の数ですよね、 エンゲージメント数というと。 こういうものを KPI にすると、 この目的に適合している という形になってくるわけです。 で、3つ目サイト誘導というのを 目的にする場合、 EC サイトに誘導をして、 商品を売ったりとか、 お店の情報などを サイトに紹介している場合は、 ソーシャルメディアからですね、 そのサイトに来てもらって お店の情報を見せて 実際にお店に来てもらうとか、 という直接的にビジネスに 影響するようなものですね。 というところを目的として 運用する場合は、 KPI はクリック数ですね、 ソーシャルメディアからいかに サイトに来てくれたか というのを見るわけです。 で、最後ですね、アカウントの影響力 これちょっとわかりにくいかも しれないですけれども、 例えば、社外、外にですね、 ソーシャルメディアの 自社以外のユーザーに、 こんなに影響力のあるアカウントなんですよ ということをアピールしたいとき、 例えば、「Twitter 10 万人 フォロワーがいるんですよ」 ということを言って、 「わあすごいな」というふうに なるわけですよね、ユーザーさんは。 というところを PR したりとか、 あと、フォロワー数が たくさんいることによって、 社内のソーシャルメディアについて あまり詳しくない方にもですね、 このアカウントは、 うちの Twitter アカウントは 影響があるんですよということを 示すことによってですね、 ソーシャルメディアチームが まず褒められたり、 立ち位置がやっぱり高くなってくるので、 いろんな施策が、 前までは通りにくかった施策が、 影響力があることを見せることによって、 施策が通りやすくなったり するわけですよね。 ということで、 アカウントの影響力をあげる という目的で運用する場合もあるんですが、 この場合は さっきもお話ししましたけれども、 フォロワー数というのを KPI にするケースがあります。 フォロワー数を KPI にする ということについては、 賛否両論実は あったりもするんですけれども、 フォロワー数を追うことによる メリットっていうのもありますので、 こういう目的と KPI の設定をする ケースもありますということです。 このページで見てもらっている 目的と KPI っていうのはですね、 しっかりと KPI を達成することによって、 目的に近づけるよということに なっていますので、 正しい KPI の 設定の仕方になるんですが、 実際にいろんなお客様と お話ししてるとですね、 こういうケースがあったりします。 例えば、目的が認知度を高めたいなのに、 KPI がクリック数になっているとか、 ユーザーとの交流を深めたい という目的なのに、 KPI がフォロワー数になっているとか、 アカウントの影響力を強めたい、 PR をしたいという目的で 運用しているのに、 なぜかコメント数が KPI になっている ということですね。 この3つの例でいくと、 KPI を達成をしても、 目的に近づかないわけですね。 なので、こういう KPI の 設定の仕方はダメですよと。 しっかり目的に合った KPI を 設定してくださいねというお話です。 はい、最後まとめます。 まず、運用目的を定めてください。 で、2つ目にですね、 どの指標を KPI として設定すると 目的が達成できるのかを 関連付けてくださいねということです。 運用目的も、実は定まってない 企業さんも結構あってですね、 やっぱり今はですね、 ソーシャルメディアそのものが まず使っておかないといけないだろう ということで、多くの企業さんで この活用されてるんですけれども、 これはどうなったら ソーシャルメディアは成功と言えるのかと いうところが明確になってないケース、 結構あります。 なので、先ほどのページまでで 見ていただいた、 まず運用目的が何なのかというのを 定めてください。 で、運用目的を定めたら、 何がどうなったらその運用目的を 達成できるのかという視点でですね、 KPI を達成していただくということが、 非常に大事になってきますので、 この2つの項目ですね、 ソーシャルメディアを運用する場合は しっかりと設定をして いただければなと思います。 このレッスンでは、 運用目的と KPI の連動について お話しをさせていただきました。

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