コース: SharePoint Server 2019 基本講座

全体管理サイトの利用

このレッスンでは 全体管理サイトの 利用方法について解説します。 まずリモートデスクトップなので SharePoint Server を開きます。 そしてスタートメニューの中の SharePoint Products 「SharePoint 2019 サーバーの全体管理」 こちらをクリックします。 ユーザーアカウント制御は 「はい」をクリックします。 すると左側にメニュー、 コンテンツ部分に 様々なリンクが表示されてます。 まず SharePoint Health Analyzer より エラーが検出されていることが 表示されています。 「問題の表示」をクリックしますと 検知されてる問題が表示されます。 表示されているエラーは メモリが不足している旨と 設定がされていない、 この二点が表示されています。 今回は検証環境であるため 無視することとします。 次にこちらの「ハイブリッド環境を 有効にします。」をクリックすると インターネットから SharePoint ハイブリッドコンフィギュレーション ウィザードがダウンロードされてきて Office 365 と SharePoint Server 2019 が 連携することができます。 OneDrive や用語ストア 検索などの連携が可能になります。 次に左側のメニューを クリックしてみたいと思います。 まず「アプリケーション構成の管理」 こちらでは Web アプリケーションや サイトコレクション、 サービスアプリケーション、 あとコンテンツデータベースの 管理もできます。 全体管理サイトを開く場合 このページを開くことが 多いのではないでしょうか。 次に「システム設定」 ここでは電子メールの連携と ファームソリューションの 管理などができます。 次に「監視」 ここでは Health Analyzer SharePoint のエラーの 検知などができる機能、 「タイマージョブ」 SharePoint 上で定期的に動く プログラムの管理、 最後に「レポート」 こちらはログの管理などをします。 次に「バックアップと復元」 こちらでは SharePoint の バックアップができます。 こちらのバックアップは 数 GB しかない環境であれば 全く問題ありませんが 100GB を超えるような環境ですと あまり適していません。 100GB を超えるような環境では SQL バックアップ、 またはサードパーティーの製品を 使用してください。 次に「セキュリティ」 こちらでは SharePoint の サービスアカウントの管理や ウイルス対策の設定、 情報管理ポリシーの 設定などができます。 次に「アップグレードと移行」 こちらでは SharePoint に パッチをインストールした時などに 使用します。 インストールしたパッチと コンテンツデータベースのバージョンに 差異がある場合は ここで確認することができます。 もし差異がある場合は SharePoint 2019 製品構成ウィザードを 流して コンテンツデータベースを アップグレードしてください。 次に「アプリケーションの全般設定」を 開きますと フォームサービスや プロジェクトサーバーとの 連携設定があります。 今回は利用しないので 割愛します。 「アプリ」 こちらは Microsoft が インターネット上で公開している SharePoint を Office ストア、 こちらからアプリケーションを ダウンロードして管理するための 仕組みがあります。 次に「Office 365」 ここではハイブリッド構成ウィザードを 起動するためのリンクなどがあります。 そして「構成ウィザード」 この画面は SharePoint を インストールした時に使った 画面となります。 このレッスンでは 全体管理サイトの 利用方法について解説しました。

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