コース: 営業の基礎

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,200件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

潜在顧客を見つける

潜在顧客を見つける

最近、車を運転していて 目にした光景ですが、交差点で 広告看板を回している人がいました。 ショッピングセンターの近くにある、 地元のマットレス店の宣伝でした。 日々、目にするさまざまな営業と マーケティング手法を考えたとき、 私はこのアプローチを見て、 理想の顧客を知ることの重要性に 気付きました。 これはショットガンアプローチといって、 大勢に向けて同じメッセージを 出す手法です。 何千人のうち1人でも 興味を感じてもらえたら、 というやり方です。 効果的ではありませんが、 よく使われています。 幸運が重なったときに何人が 製品を買ってくれるか考えるよりも、 あなたの製品やサービスで 課題をすぐに効果的に解決できるのは どのような顧客かを考えましょう。 そこから逆算してみることをお勧めします。 理想の顧客とは何でしょうか。 あなたの製品やサービスに 価値を感じる顧客、 あなたが利益を得られる顧客です。 これはビジネスです。 お金を稼ぐ必要があります。 長引くのは困ります。 ほかの潜在顧客にあなたを 紹介してくれそうな顧客も理想的です。 考えられる一番小さい市場から 始めましょう。 あなたの製品やサービスで 最も成功できそうな潜在顧客の グループを絞り込んで特定できれば、 信用を早くに獲得し、 顧客基盤を広げることができます。 理想の顧客を探すには、 顧客側の準備、意欲、可能性を考えます。 それぞれを詳しく説明しましょう。 まず、顧客側の準備です。 顧客が解決を望む課題はありますか。 問題があることを顧客は認識していますか。 解決が必要だという動機、 切迫感はありますか。 次に、意欲です。 タイミングとして、すぐ解決に 向かうことのできる状態ですか。 顧客は課題の解決策を、 今まさに探していますか。 最後に、可能性です。費用はどうですか。 解決のための予算が顧客にありますか。 権限はどうでしょう。 実際の解決のための権限や承認、 つまり意思決定の権限はありますか。 では、この3つを満たす顧客を どう探せばよいでしょうか。 まず理想の顧客のペルソナ、 つまりプロファイルを作ります。 ペルソナには次の情報を入れます。 可能性の最も高い顧客のいる、 理想の業界はどこですか。 理想的な顧客の役職や経験は何ですか。 準備、意欲、可能性の条件を満たし、…

目次