コース: Revit 2024 基本講座:基本操作とモデリング

パースを作成する

Revit で作成した BIM モデルから パースを取り出したいと 思ったことはありませんか。 今回は、 エクササイズファイルを活用して、 Revit 上の BIM モデルから、 パースの取り出し方を 確認してみましょう。 まずは、「プロジェクト」の下にある 「開く」をクリックします。 そしたら、この「02_05」という エクササイズファイルを 開いてください。 ファイルを開くと、 このような BIM モデルの 3D ビューが表示されます。 この状態で、まずは、 1階平面図兼外構図を ダブルクリックしてみましょう。 すると、このような画面になります。 この状態で、まずは、 外観パースを作成してみましょう。 パースを作成するには、 画面上部の「表示」タブを クリックして、 「作成」の中にある 家の形の 3D ビューの下にある 3D ビューという文字の部分を クリックします。 すると、「規定の 3D ビュー」 「カメラ」「ウォークスルー」という 3つの選択肢が プルダウンで表示されます。 今回は、パースを作成したいので、 カメラをクリックしてみてください。 すると、このように、 カーソルにカメラの形が 追従してくるようになりました。 この状態で、 カメラを配置したい位置をクリックして 被写体の角度をこのように設定して、 クリックしてみましょう。 すると、このように、 パースが作成されました。 しかしながらこの状態では、 BIM モデルの外見が すべて表示されているわけではありません。 この上側の木の位置を調整して BIM モデルの外装をすべて 表示してみましょう。 この枠をクリックすると、 このようにドラッグできる 青い点が表示されます。 この状態で、少しスクロールダウンした後、 上側の青い点をドラッグ&ドロップします。 すると、このように、 外装がすべて表示されました。 マスファイルをダブルタップして、 全体表示にしてみましょう。 すると、外観パースが出来上がりました。 今回作成したビューは、 「3D ビュー1」として 保存されていますが、 この状態では、 プロジェクトブラウザから見たときに 外観パースであるとは わかりずらいです。 そういった場合は、 左側のプロパティパネルの中の プロパティパレットの中にある、 この「識別情報」という所の ビューの名前を変更していきましょう。 ビューの名前をクリックして、 今回は「外観パース」と入力していきます。 そして Enter キーを押すと、 このように、変更されました。 プロジェクトブラウザを確認すると、 3D ビューの所に 「外観パース」と表示され、 またウィンドウの上のタブには、 「外観パース」と表示されていることが わかると思います。 このように、Revit では、 BIM モデルからパースを簡単に 作成することができます ぜひこの機能を活用して、 Revit を図面作成ツールとして だけではなく、 プレゼンテーションのための ツールとして活用してみてください。

目次