コース: Revit 2024 基本講座:基本操作とモデリング

シートを作成する

皆さんは、Revit で 設計図書を作成したいと 思ったことはありませんか。 エクササイズファイル内に シートを作成することを通して、 Revit でどのように設計図書を 作成するか確認してみましょう。 まずは「プロジェクト」の下にある 「開く」を押します。 「開く」を押したら 12_01 という エクササイズファイルを開いてください。 ファイルを開くと、 このような BIM モデルが表示されます。 この状態でシートを作成していきましょう。 シートを作成するには、 「プロジェクトブラウザ」の下の方にある 「シート(すべて)」というところを クリックします。 右クリックをして 「新しいシートを作成」というものを クリックしましょう。 すると「新規シート」ウィンドウが 表示されます。 この状態で「図面枠を選択」と 表示されるので、 今回は「図面枠A1」を使用します。 「プレースホルダシートを選択」 というところには 「新しい」というものを選択した状態で 「OK」を押しましょう。 すると「A101 無題」という シートが作成されました。 このシートを少し編集していきましょう。 まずはこのシートの名前を 変更していきたいと思います。 シートの名前を変更する際は 「無題」と表示されているところを クリックするか、 この「プロパティ」パネルの プロパティパレットの 「シート名」というところを 変更しましょう。 今回は、シート名を図面リストとします。 このように図面リストと入力すると 自動的にこちらのデータも 変更されたことが分かると思います。 次にこのシート番号は 「A001」に変更しましょう。 次にこのオーナやプロジェクト名等を 変更していきたいと思いますが、 「プロパティ」パネルの プロパティパレットには 編集する場所がありません。 そういった場合は、 この「管理」タブの「設定」の中にある 「プロジェクト情報」をクリックします。 するとこのように 「プロジェクト情報」という ウィンドウが表示されました。 表示を大きくすると このように「組織名」や 「組織概要」「建物名」 「作成者」等 インスタンスパラメータに 様々な値を導入することが可能そうです。 「インスタンスパラメータ」の「その他」の 「クライアント名」というところを 確認するとオーナとなっており、 このようにビューに書かれている オーナとマッチしていることが分かります。 今回は、クライアント名を LinkedIn と入力しましょう。 次にこのプロジェクト名 というところも変更していきましょう。 今回はこのプロジェクト名を サンプル BLDG としましょう。 そしてプロジェクト番号は 230001 として 「OK」を押しましょう。 するとこのようにシートに記載されている プロジェクトに関する情報が 変更されました。 このように、Revit では 確認申請書類を作成する際に シートを活用することで BIM データに紐づけられている 様々な情報を自動的に抽出して シートを作成することが可能になります。 ぜひこの便利なシートという機能を活用して 設計図書を作成する際の ワークフローを改善してみてください。

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