柱のパラメータを編集する - Revitのチュートリアル

Revit で柱を配置した後に 柱の断面寸法が変わり、 困ったことはありませんか。 今回は柱のパラメーターを 編集することで、 設計上の変更に対応する方法について 学んでいきます。 まずはプロジェクトの下にある 「開く」を押して、 04_03 という エクササイズファイルを開いてください。 エクササイズファイルを開くと、 このように通り芯の交点に 柱が配置された１階平面図が 表示されます。 今回はこの配置されている 断面寸法が 350x350 の 柱の断面寸法を 700x700 に 変更していきたいと思います。 まずはひとつの柱を選択した後、 右クリックから 「すべてのインスタンスを選択」で 「プロジェクト全体」をクリックします。 するとこのように 配置されているすべての柱が 選択されました。 この状態でプロパティパネルの 「タイプ編集」を押します。 するとタイププロパティ画面が 表示されます。 この状態でこのタイプから 700x700 のものを使用したいのですが、 見当たりません。 そういった場合はこのタイプの 名前の横にある 「複製」を押します。 「複製」を押すと、 名前を設定できますので、 今回は「HSS 700x700x12」にします。 そして OK を押しましょう。 するとこのように タイプの選択肢に 「700x700」が増えました。 しかしこの状態ではまだ 断面寸法が変わっていません。 タイプの断面寸法を変えるには、 このタイプパラメーターを いじる必要があります。 今回はタイプパラメーターを スクロールし、 「構造断面ジオメトリ」 という所にいきます。 そしてこの幅 35 となっている所を 700mm ですので 70cm、 高さ 35 となっている所を こちらも 700mm なので 70cm と入力します。 そしたら自動的に図芯が 垂直方向、水平方向ともに 35cm に変更されました。 この状態で適用して OK を押しましょう。 すると柱の断面寸法が 変わったことがわかると思います。 このように Revit では タイプを変更した時に、 タイプパラメーターも まとめて編集することで、 インスタンスの断面形状などを 変更することが可能です。 ぜひパラメーターの変更の特徴を掴んで より効率的にスタディを 進めていきましょう。