肌を自然になめらかに - Photoshopのチュートリアル

このレッスンでは 顔の気になる肌荒れや赤み そばかす、小じわなどを滑らかに消して 肌のキメを整える方法を解説します。 肌の質感、テクスチャを適度に残すのが 自然に見せるポイントです。 言うまでもありませんが 女性の写真はそのままよりも 肌をきれいに施すことで とても喜ばれます。 そばかすや吹き出物といったものは 大きさや色、形は不規則ですが いずれも斑な斑点ですので これらを目立たなくするには ノイズを処理するツールを使います。 ノイズを処理するツールは フィルターメニューにありますので 使用する前に元の写真のレイヤーを 「スマートフィルター用に変換」をして 後から柔軟に 調整できるようにしておきます。 ダイアログで OK をクリックして レイヤー名をダブルクリックして 「人物」に変更しておきます。 肌を滑らかにするフィルターを掛けます。 「フィルター」＞「ノイズ」で 「ダスト & スクラッチ」を選びます。 「半径」で消したいノイズ ここではそばかすや吹き出物など 消したい斑点のサイズに合わせて ぼかす量を調整します。 数値が大きいほど ぼかしの量は多くなりますので 画像全体が ぼけてしまわない程度に調整します。 ここでは「半径」を 7px に設定しました。 「しきい値」はどのくらい ハッキリした形を消すのかを 数値によって調整します。 数値が小さいほど 小さな斑点も含めてぼかします。 小さすぎると肌の細かい質感まで 平坦にぼけてしまうので 適度な数値に設定をします。 ここでは「しきい値」を 6 レベルに 設定しています。 OK をクリックします。 そばかすは滑らかにぼけた上に 肌の質感も残っています。 ただし輪郭や顔のパーツ、髪の毛なども ぼけてしまっているので 一旦、この調整をマスクで隠します。 「スマートフィルター」のレイヤーマスクを ダブルクリックして 「属性」パネルで 「マスク」の「反転」をクリックします。 レイヤーマスクが黒で塗りつぶされて 効果が隠されました。 次にマスクを白く塗ることで肌を部分的に 滑らかにしていきます。 「描画色と背景色を初期設定に戻す」を クリックして 描画色を白にします。 「ブラシツール」を選んで 「ソフト円ブラシ」を選びます。 「直径」は 100px に設定して 「不透明度」は 50 に設定します。…